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一緒に

探さない?一緒に...
あなたが嫌いになった『明日』も『夢』も


...探していれば、なにかが見つかる気がする
私が忘れてきた『何か』を

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Another S O L 1st Lock! ❸

理 : ネコ島県 17才 女の子
ラジオネーム《にゃんにゃん》!

生&委 : 《にゃんにゃん》!

理 : 『私には3年間片想いしていた男の子がいました。そしてついに先月、友達に背中を押されて告白をしました!返事は……OKでした!やっと想いが報われ付き合えることになったのですが……。私が意識しすぎているせいか、会話がないんです!!ワタシ嫌われちゃったのかな……もっと話したい!気をつけた方がいいこととかありますか?おまじないをください!』

生 : あー!切ない!

委 : 青春だね〜!でもさ〜これって絶対向こうも意識しちゃってるやつだよね〜?

生 : だろ〜ねぇ❤︎

理 : それじゃあ今日の……
《心に効くおまじない》
今日は委員長が紹介してくれるんだよね?

委 : はい!じゃあ早速……今日のおまじないは……………
〜つづく〜

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Re:

折れたピンヒール
それがあたしのお気に入り
破けたドレスの方が
虜にし甲斐があるじゃない?
ほうら、これみよがしに
こんなボロボロの姿でターンしてあげる
ごめんね注目集めちゃって
惑わせてあげる
とろけさせてあげる
全部忘れさせてあげる

ほうら、存外チョロいのよ

紅いルージュで塗りつぶせるくらいにね。




(
お久しぶりです。はんなりボンバーです。
思いの外早い目覚めとなりました。
もう少しまどろんでいるつもりだったのですが。
まだまだ光は見えませんが。
ここで再びあがいてみようと思います。

ちょっと顔を出さないうちに、こちらにも仲間がぐっと増えたように思います。
まだまだ未熟な私ですが、どうぞ再び、あるいははじめましての方も、どうぞどうぞよろしくお願いしますね。


タダイマ戻りました。
)

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幻想ライダー

疲れてる...確かに楽しい、でも何で反動が...
春休み、そこから変わったのか、はたまた違うのか...
もう、よくわからない
わかるのは、貴方が救いだったってこと
もう会えないかもしれないってこと

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どこにいても

小さな街で君と出会って、 私のこころは走り出した。

「ずっと一緒にいようね」って約束、ずっと忘れてないよ。

私だけの笑顔、優しい声を今すぐ聴きたくなって駆け出すんだ。

会いに行くよ。君と遠い場所にいても。

大好きだよ。君の代わりなんて誰にもできない。

忘れないよ。こころはずっと繋がってる。

ねえ、そうでしょ?

遠く遠く離れても、ずっとずっと会えなくても、いつだって想ってる。

ほら、もう少しで会えるから、それまで頑張るよ。

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廃墟

暗い所が好き。自分と同じ色だから。
明るい所は嫌い。自分には眩しすぎるから。
寒い所が好き。自分と同じ温度だから。
暖かい所は嫌い。暖かさを知ってしまったら、自分の弱い所が浮き出てしまいそうだから。

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光の最中へ這い出す時だ

花や光が溢れ出す庭で
全ての輝きを一つに括って
あらゆる生命が讃えられるべきだ
よく来たね

海原へ漕ぎだした揺りかご
遭難してしまおうぜ
行方不明の希望を追って

空には青
その中を泳ぐ白いシャツ
旅に出かける準備はできた?
全ての美しいものを道連れに

ありがとう
おめでとう
さようなら
離したら二度と戻れはしないだろう

今、景色はいかにも春だ

現在地がどうあれ
僕らは僕らを運んで来たんだ
讃えよう
燦々と降り注ぐ陽光を僕らに
よく来たね

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鬼ノ業~本章(弐拾弐)

藤は朔を見据える。
「早くこの村から出ていくんだ。
その説明のために残した。」
朔と蒼は無言だ。
「この村では、旅人が消える。」
「どういう事?」
朔の目は真剣だ。藤は言う。
「鬼は人間に、人間は鬼に喰われるからねェ。」
「喰われるって――」
「正しく言うのなら、殺される、だな。…お互いにお互いの首を狙い合ってンのさァ。」
事もなさげに言うが、思っていた以上にこの村の治安は悪そうだった。
「だから行くんだね。もう直、色んな輩が訪問してくるよ。…アンタたちに罪を被せるために。」
先に口を開いたのは蒼だ。
「俺達は別に此処に留まる必要も義理もない。出るのが得策だと思うが…。」
「いや、残ろう。」
その言葉に、呆れたように微笑った。
「朔ならそう言うと思っていたよ。」

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竹取物語

 昔、美少女がいた。名はかぐや姫。月日が経ち、少女時代を終えたかぐや姫は美女になった。もちろんあちこちから縁談が持ち込まれた。生活の変化を嫌うタイプであるかぐや姫は、養父母である翁、嫗と離れたくなかったのですべて断ろうとしたのだが、翁が、とりあえず毎日通ってくるセレブの五人に会うだけ会ってみろ。みたいな目つきでかぐや姫を見ているような気がしたのと、嫗も、そうしてみたらかぐやちゃん。なんて感じで微笑んでいるように思えると思えば思えたので会うことにした。
 五人は、さすがセレブだけあってオーラがあった。孤児で貧乏育ちのかぐや姫はそんな五人が妬ましかった。そこで五人に条件を出した。ガンダーラ仏の仏頭くれたら結婚してあげる。ダイオウイカ釣ってきてくれたら結婚してあげる。アノマロカリスの化石が欲しいなどなど。
 さて、五人。それぞれかぐや姫の望むものを探しに出発するかと思いきや、そこはセレブ。庶民と違い、横のつながりが強い。抜け駆けはフェアじゃない。それにみんなの造船技術、航海術を結集したほうが確実だってんで緻密な計画を立て、親御さんは反対したけど海に出た。
 その後、五人が、かぐや姫の前に現れることはなかった。遭難したわけではない。世界各国の美女たち、ブルーの瞳の知的なクール美女。褐色の肌のナイスバディ美女などを目の当たりにすると、かぐや姫などかすんでしまうではないか。なんであんな田舎くさいおかめのために俺たち頑張ってんの? いい女ぶって調子に乗りゃあがってちんちくりんが。あーもうやめやめっつって帰国してからセレブたち、海外に会社つくろうってなったんだ。金持ちはこうして自己増強していくんだね。
 で、かぐや姫はどうなったかっつうと、地元の歯医者と結婚して男の子二人もうけてまあそこそこ贅沢な暮らしをしたんだそうだ。

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相対化

 昔、美少女がいた。名はかぐや姫。月日が経ち、少女時代を終えたかぐや姫は美女になった。もちろんあちこちから縁談が持ち込まれた。生活の変化を嫌うタイプであるかぐや姫は、養父母である翁、嫗と離れたくなかったのですべて断ろうとしたのだが、翁が、とりあえず毎日通ってくるセレブの五人に会うだけ会ってみろ。みたいな目つきでかぐや姫を見ているような気がしたのと、嫗も、そうしてみたらかぐやちゃん。なんて感じで微笑んでいるように思えると思えば思えたので会うことにした。
 五人は、さすがセレブだけあってオーラがあった。孤児で貧乏育ちのかぐや姫はそんな五人が妬ましかった。そこで五人に条件を出した。ガンダーラ仏の仏頭くれたら結婚してあげる。ダイオウイカ釣ってきてくれたら結婚してあげる。アノマロカリスの化石が欲しいなどなど。
 さて、五人。それぞれかぐや姫の望むものを探しに出発するかと思いきや、そこはセレブ。庶民と違い、横のつながりが強い。抜け駆けはフェアじゃない。それにみんなの造船技術、航海術を結集したほうが確実だってんで緻密な計画を立て、親御さんは反対したけど海に出た。
 その後、五人が、かぐや姫の前に現れることはなかった。遭難したわけではない。世界各国の美女たち、ブルーの瞳の知的なクール美女。褐色の肌のナイスバディ美女などを目の当たりにすると、かぐや姫などかすんでしまうではないか。なんであんな田舎くさいおかめのために俺たち頑張ってんの? いい女ぶって調子に乗りゃあがってちんちくりんが。なんて罵倒しながら帰国し、セレブたち、海外に会社つくろうってなったんだ。金持ちはこうして自己増強していくんだね。
 で、かぐや姫はどうなったかっつうと、地元の歯医者と結婚して男の子二人もうけてまあそこそこ贅沢な暮らしをしたんだそうだ。

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刹那

歪んだ空気に包まれて
見上げた空が空虚に霞む
ただ漂うだけの空間に
心地よさを見出だして
一歩退いて 視線の端に
現実世界の影を見る
【楽しいことが終わるときの、ふと現実に立ち返る瞬間の寂しさみたいなものを刹那って言うんだって、誰かが言ってた。】

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ファヴァー魔法図書館 #13

子供とは何か、を定義するならば。
ボクはこう定義する。
子供とは好奇心で常に一定の場所に定まらないモノである、と。

ユリ・ロトウはその様な事を考えながらグリモワールを書いていた。
書いていた、と言ってもその手は一万尺の過去から既に停止していた。

ユリ・ロトウは思考していた。
どちらの仮説が正しいのかと。
あの少女に記憶を取り戻す魔法をかけるべきなのか、かけないべきなのか。
答えは未だに出ない。

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 不憾症

あなたに返す言葉が見当たらず
機嫌を損ねた夜
私は、巧く寝付けずにいる
どうしているだろうか、と
思えど遠く
気持ちは、磨り硝子越しのように
ぼやけた輪郭でいる
あなたを思う言葉は失ってしまった
輪郭を探す夜半
果たして、巧く根付けずにいる
どうしたものかと
お守りの様に
気持ちは、磨り硝子越しのように
冷たく顔をつける

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恋春

どこにいても 君を見つけられて
どこにいても 君を目で追いかけてしまう
でも目が合ったら そらしてしまう。

多分君は優しすぎるから
好きじゃない人からの告白も
ありがとうって 受けとめてしまいそう
でも私が告白したら
絶対フラれてしまいそうで 告白できない

当たって砕けろなんて
私は当たる前から砕けてる 分かってるけど
その一歩が 踏み出せないまま
長くて短い春が 過ぎていく

どうかこの思いが 花びらとなって
君のもとへ 届かないだろうか