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いつだって
静かに時は過ぎてゆく
私はそれを
ただ、呆然と眺めるしかない
音が出ぬように

もう、壊さぬように

3

犠牲

幸せだと感じる者がいれば不幸と感じる者が必ずいる
ひとりの幸せのために大勢が犠牲を食らうか
大勢の幸せのために一人が犠牲を食らうか

どちらが正しいか私には到底わからない
犠牲はつきものなのか・・・・

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幻想仮面倭伝 古墳編 エピソード9

同時刻、神崎士郎も嫌な予感を感じていた
そこにはいない何か...
嵐の前触れだと、超越者としての直感が彼に告げた...

満身創痍...
すでにその言葉そのものだった
静かな殺気は抵抗する意思を削ぎ落とす
そして何よりも強すぎる...
「あれ?もう終わり?」
こいつには...勝てない...
STRIKE VENT
黒龍の咆哮が響き渡ると同時に黒炎が放たれる
タケルは死を覚悟する他なかった...

「ふっ...こいつもここまでか...」
青年が呟く
だが...
「ん?これは...なんだ...」
突如、彼の持つアドベントのカードが光を放ち始めた...

2

今日を、

今日を残しておきたいので、
とりあえずここにいる。

1

渇望

足りない足りない足りなくて
空のステンレスボトルを傾けて
ぽつりとぽとりと
滴る雫を待ち焦がれ
グレープフルーツと言ったかな
それによく似た柑橘系の香りの
スポーツドリンク

酸味の残滓を引きずって
20mLの涼を求めた
足りない足りない足りなくて
真水じゃ満足できないんだって
どくどくどくと
注ぐPETの向こうを見つめた
グレープフルーツによく似た香り
柑橘の味がひやりとからかった
依存症状

一銭もない財布を鞄に押し込め
真っ白な自動販売機を怨めしく見上げた
こうなることはわかっていたが

あぁ渇望さ
生きていけないかと目が眩む 渇望
あと少し歩く糧に
あの冷たいドリンクをくれ

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生きるって...

俺が生きる今は
もっと生きたかった誰かの
明日かもしれない

人生は消耗品じゃない
すべては突然
多分それが
必然なのかもしれない

0

至福の時

こぼれそうなほどの愛に
おぼれせうなほど浸かる