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ファンタジー

人類火星移住計画に水指すのは
可愛い顔したキューピッド

嫌になるほど現実的な午後2時半
子守唄の様な説教が僕の頭上を超える

僕らの想像は宇宙規模なくせして
叶えた数は指折る程しか無かった

ああ、一層の事UFOに照らされて
この世界の溜め息でも見てやろうかな
ああ、一層の事土星の輪っかで
走り回っていようかな

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甘い日々

この手から伝わる温かさは
嬉しさと緊張のせいで
今すぐにでも強く握り返したくなったよ

愛だなんて恋だなんて
いつか終わってしまいそうだから
名づけたくないんだ

いつまでも寄り添えるように
ベッドの横はつめて寝ておくよ

甘い。濃い。長い。人生を
無い。嫌い。淡い。で片付けないで

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部活の帰り道

夢見ていたんだ
スタンドを見れば君がいること

必死だったんだ
この瞬間にいい所を見せたくて

夕日に照らされる僕を
烏が向こうの方で煽っているような
そんな日々を刹那を
乗り越えて僕は今日を叩きつける

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バカは私

「俺は一途だ」と言い張るけれど

こっちはあんたの数百倍一途なンだよバーカ

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音のナイフ 14

僕は、いつからか気がついていた。

僕は周りの人とは違うんだと。

この女の子の手と違って、僕のは、暖かくもないし、柔らかくもない。

僕は、精巧に作られたニセモノなのかもしれない。

そんな疑念を抱きながら今まで旅を続けて来た。

音楽を教えて欲しいと言われた時、僕は、どうやって音楽を知ったのかも、誰から習ったかも思い出せなかった。

僕は生まれた時から、音楽を「知っていた」

脈がない、それが何を意味するのか
僕にはわかる気がする。

僕はどこから来たのか。

僕はこの世界の道理に反して生まれて来たような気がして、ならない。

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つばさ

こんな世界
やめちまいたい
夢ならいいのに
なんて
こんな世界
ありえない
夢なんだ
なんて
夢なら飛べるはずだって
きっとこれは夢だって
飛んだぼく
飛んだぼく
ビルの屋上
ただの風。