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あの日の夜

“鬱だけにはならんといてよ”
時に考えすぎてしまい
暗くなってしまう僕に祖母はそう諭した。
いつもは明るい祖母の声が
その時だけは暗く感じた。
恐らく甥っ子と同じ道を
歩いて欲しくないのだろう。
血の繋がった三人の孫には少なくとも
楽しく生活してほしいんだろう。
その中でもとりわけ暗い僕は
自分の過去の姿とも重なるのだろう。
その時だけは笑って流すことも
自分の意見を述べることも出来なかった。
胸の琴線に触れてチクリと痛む。
なかなか人の話も聴けない僕。
“我”が強い人間だから。
まぁゆっくりやっていくよ。
面倒な孫だけど
これからもよろしくお願いします。
そして長生きしてくださいね。
僕にとってはもう唯一の祖母だから。

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LOST MEMORIES C

「ごめん。」
チャールズの胸元を押して離れる。
瞼は重く、目も鼻も赤いだろうことがわかっているので、チャールズの顔を見ることが出来ない。ただ、チャールズが微笑んだのは、雰囲気でわかった。
「いつまでもここにいるわけにもいかないので、とりあえず中に入りましょうか。」
今度はお姫様抱っこなんてしなかった。
リビングに行くと、いつものテーブルではなく、ソファへ座るよう促される。チャールズの横に腰かけた瑛瑠は、正面で話すのを避けてくれたささやかな気遣いにお礼を言った。
「チャールズ、ありがとう。」
すると、
「そっちの方が嬉しいですね。」
と優しく言うのだった。

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ドライヤー

君の全てが愛しくて
ぎゅっと君を包み込みたくなるけど
きっと君は頬を赤らめて恥ずかしそうにするから

せめてもう少しだけそばにいたいとか思って
「髪の毛乾かしてあげるからおいで」とか言ってみたり

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骨壷

忘れることが正義なら、忘れるさ。
喜んで。
忘れることが正義なら、忘れるさ。
謹んで。
君がこびりついたアパートの隅っこで
僕が今日も息を吸う。君に手を合わせる。

戦争も、宗教も、何もかも割れてなくなれ。
風船のせいにして、みんなで針を投げよう。
喧騒も、必然も、何もかも割れてなくなれ。
偶然のせいにして、みんなで耳を塞ぎあおう。
世界に足りてないものはない。


角膜を濡らして、冬になる。
寒くなる。
睫毛を濡らして、冬になる。
寒気する。
君がうっすらと残ったこの部屋の隅っこで
僕が飯を作る。君にお団子をあげる。

拳銃も、神様も、何もかも割れてなくなれ。
馬鹿らしい音楽と、ボロボロのギターで。
東京も、ニューヨークも、何もかも割れてなくなれ。
自由ってのがそういうことならそうでしょう。
世界に足りてないものは、僕の場合は君。


戦争も、宗教も、宿題も、全部割れてなくなれ。
夏よ終われ。君はここで。
喧騒も、拳銃も、散弾銃も、全部燃やして骨だけにしちゃえ。
夏が終わる。すぐ冬にはならない。
でも、冬になる。
寒くなる。

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爆弾 【1】

 K国の外相であるDは、貿易交渉のためにF国に来ていた。F国側は、始めはK国に対して友好的な態度を表していたが、次第に強硬な一面を見せ始め、K国側がどんなに様々な交換条件を出しても、F国の首長は一向に条件を譲らず、交渉は非常に難航していた。
 やむを得ず一旦帰国することを決めたDは、運転手つきの車に秘書のSと共に乗り込み、空港へと向かった。
「全く、あの堅物め、一歩も引こうとしない」
 とDが嘆く。
「まあ、そういわないで。交渉はまだ始まったばかりなんですから」
 そうSがなだめても、Dの不機嫌は収まりそうになかった。
 道中、昼も過ぎた頃に、なにか軽食をとろうとSが言ったので、一行は高速を一度降り、サービスエリアへ寄ることにした。その日はF国の休日で、駐車場の空きを探すためにひどく時間を要した。その事にさらに不機嫌になるD。
「おい、さっさと車を停めないか」
「なかなか停めるところが見つかりそうにありません。先にお降りいただいてもよろしいですか」
 運転手がそう言ったので、DとSは先に降りて、食べるものを買うことにした。
 しばらくして、運転手から車を停めた、という連絡が来たので、運転手もこちらへ来るようにと伝え、少しの間それぞれ思い思いの休息をとった。

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LOST MEMORIES ⅨⅩⅨ

玄関に座り込んだ瑛瑠は、チャールズに待てをする。
「私は犬じゃありません。」
「またお姫様抱っこされたらかなわないもの。」
「……お嬢さま。」
「っ!」
チャールズのひんやりとした両手が、瑛瑠の頬を覆う。ずっと伏せていた顔を、チャールズによって無理矢理上げさせられた。自分でも視界がぼやけているのがわかる。
「どうしてっ……どうしてこんなに関係が拗れるの!?どうしてこんなに嫌なことがあるの!?」
思わずチャールズにぶつけてしまう。八つ当たりだとはわかっている。でも、抑えられない。涙がとめられない。
「私が悪いの?縛られているように感じるのはなぜ?私は誰かのものなの?」
瑛瑠の体が強張る。チャールズが抱き締めたのだ。迷子になってしまって、出口が見つからない瑛瑠を落ち着かせるために。
「こんなことになるなら気付きたくなかったよ……。」
チャールズを受け入れた瑛瑠は、やっと静かに泣き始めた。

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LOST MEMORIES ⅨⅩⅧ

帰りは、多少の頭痛のために大事をもって早く帰ることにした。できるだけ、人に会わないようにすぐに教室を出たはずなのだが。
「あれ、今日は図書室に行かないんだね。」
「……はい。」
なぜ今日はここにいるのだろう。
「もう帰るんだよね?送っていくよ。」
「いえ、今日は大丈夫です。」
望は目を丸くした。どうして,と言いたかったのだろうが、それは明るい声に阻まれた。
「いんちょー!あ、瑛瑠ちゃんだ!ふたりとも帰るの?
なら途中まで一緒に帰ろー。」
瑛瑠が口を開く前に望が口を開く。
「ごめんね、歌名。瑛瑠さんと一緒に帰るんだ。」
「え?」
一緒に帰るなんて言っていない。歌名がいることに言及なんてしていない。
「だから、一緒に帰れないんだ。」
歌名は悲しそうな顔をする。
「そっか……。」
慌てて望の腕を掴む。
「待って、長谷川さん。私、あなたと一緒に帰るなんて一言も言ってないです。」
望は望で顔をしかめる。
「いつも一緒に帰ってるよね?」
どうしてそんなこと言うの?まるでそんなことを言いそうな顔である。
頭痛が増していく。
「一緒に帰ろう。」
掴んでいた腕と反対の手で瑛瑠の手が掴まれる。
思わず振り払ってしまった。
「ひとりがいいんです……ひとりにさせてくださいっ……!」

3

平成最後の夏だから…

平成最後の夏だから

なんて言われなくてもわかってる

平成最後だから何なんだ

平成最後だからって
夏休みの宿題がなくなるわけでも
何をしても許されるわけじゃない。

なんて冷めたこと言ってたあの子も
最近オシャレに気を使い始めた。

平成最後だから
きっと太陽も本気を出しすぎていて
こんなに毎日暑いんだろう。

平成最後の夏だから
何もかもが特別に見えるんだろう。



平成最後だから…

で全部理由付けるのは
きっと間違っているんだろうけれど。





平成最後の夏に出来た大切な人を

平成最後の夏だから花火に行こう

って誘うのはきっと間違っていないよね





…なんて思いつつ勇気は出ないから
君が誘ってくれるのを待ってるんだよ

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LOST MEMORIES ⅨⅩⅦ

瑛瑠の欲しいもの。きっと共有者のことだろう。同じ境遇であろう英人もそうだろうと考えるのは容易い。
目の前にある とは、英人自身がなるという解釈でいいのだろうか。
では、最優先事項とは。
英人は、今1番気付くべきこととも言っていた。その前には まだ、とも。
似た台詞を聞いたことがある。
"どうせ気付いてないんだろ?"
彼の正体がヴァンパイアだと、そういうことではなかったのだうか。まだ気付いていない に引っ掛かりを覚える。
上手と言った英人が直前に気付いていると言ったことは、瑛瑠の体調不良の原因。
瑛瑠は何か繋がりそうなのをひたすら紡いでいく。
挨拶の後に1番に言われたのは体調についてだ。瑛瑠がわかりやすいかどうかの前に、すでに知っていたのだ、原因となりうるものを。それに瑛瑠が気付いていないから、警鐘を鳴らした。
しかし瑛瑠は、その事実を受け入れたくなかった。そしてその理由が非常に人間的なことが、自身を苛立たせた。
慣れが早いのか、流されやすいのか。
ようやく瑛瑠は、現実に目を向け始めた。

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夏に

扉を開けたら、
咽るくらいに蒸し暑い、のしかかるような熱気と、
軽快に羽を震わせる蝉たちの鳴き声が、
爽やかな青白のグラデーションに混ざり合う。
一歩踏み出せば、混沌の中に引き込まれてしまいそうで。
でも、そのうだるような夏に体を預けてしまいたくて。
立ち止まったら、このまま時が止まって。
同じような白昼夢を、狂ったように見続けることだろう。

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葡萄の安心院

例年通りの雨模様
探偵ごっこはおしまいにして
はじける傘を買いに行こう
夏になったら明るすぎて
暗く見えるくらいの青の中
春の残りを探しに行こう

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LOST MEMORIES ⅨⅩⅥ

正直、何を基準しているのかわからないが、ここで下手に出てはいけないだろう。そして、彼に仮面の笑顔は通じない。だからこそ、にっこり微笑んでみる。この精一杯の嫌味が伝わるだろうか。ここまでの思考およそコンマ5秒。
「あなたと同じか、それ以上です。」
一瞬の驚きを見せたが、ふっと嘲笑った。
「やっぱり賢いのか。ただ現時点では、君の体調不良の原因に気付いている僕の方が上手。」
体調不良の原因。わざわざ口に出すほどでもない疲れやストレスといったことではないと英人は言いたいのだろうか。
「霧さん。」
「英人でいい。」
「……英人さん、あなたはどこまで掴んでいるのですか。」
何でもないといったように言う。
「まだ1週間だし、特には。」
優秀者の余裕、だろうか。先の自分の言動を省みて恥ずかしく思う。
「祝。」
「瑛瑠でいいです。」
せめて、対等に立ちたいと思った。
既視感ある状況に、横を歩いていた英人が少し顔をこちらへ向けた。
「……瑛瑠、まだ君は1番気付くべきことに気付いていない。」
前のような嫌味の色は抜けていた。
違うな,そう小さく呟いたのを瑛瑠の耳はキャッチした。
教室の扉の前で立ち止まり、瑛瑠を向いた。
「気付こうとしていない。君のその頭があって、なぜ気付けない?」
英人は視線と語意を強くして言う。
「君が欲しがっているものは目の前にある。
最優先事項を見謝るな。」

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LOST MEMORIES ⅨⅩⅤ

無理しないでくださいねと送り出された瑛瑠は、朝の調子はよかった。むしろ、久しぶりの外で清々しい気さえする。
名前を知ってからまだ口の聞いたことのなかった霧英人と、何日かぶりに玄関でご対面。何も言わないのはおかしいので、仕方なくおはようございますと声をかける。彼は無表情でおはようと返してきた。棚の扉を閉めた彼は口を開く。
「体調、大丈夫?」
この人も予言者だろうか。それとも、
「私、そんなにわかりやすいですか?」
体調を崩したのは3日前。言葉も交わしていないその日に体調を崩し、後2日は顔すらあわせていない。となると、その言葉を交わしていない3日前から瑛瑠の不調に気づいていたということだろうか。
瑛瑠も扉を閉める。何ともなしに英人の横に並ぶ。英人が待っている風だったから。
「君、今どのくらいカードを持っている?」
こいつもか,と思わないでいられなかった。自分で話しておいて質問に答えない。
チャールズでの慣れもあり、思考の切り替えは早く、その台詞の意味へとすぐ繋がる。
たぶん、情報のこと。

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3行ポエム

例え貴方が俺の幸せを願っていないとしても、俺は貴方の幸せを願いたい。多分それが俺にとっての「幸せ」の一つだから。

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予告

なんか短編作ったんで明日から火曜、水曜、木曜と三回に分けてのせるっす。


それだけっす。

2

雰囲気

夏を齧る、冷やしパイン
夜に照る、提灯に灯ろう
夜を彩る、打ち上げ花火
老若男女で、賑わう屋台

ひらひらゆらゆら
なびかせて
まるで金魚の尾ひれみたいに
きれいで儚い

今日限定の、君の浴衣姿。
こつんこつん。
下駄を響かせて歩く、そんな君の手を引いて
僕は、
10代最後の夏を迎えた

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you were here

伝えたかったこと伝わったのかな
伝えたかったことってなんなのかな
君の昨日と君の明日をとても
眩しく思う

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さよならシンデレラ

君が好きだった花の蕾、あのアパートの先で見つけたよ。
漢字が読めないナントカ荘の前、いつもの帰り道。

汚れたこの街にも愛があるんだって知ったのは、ピンクのライトのホテルにママが入っていったから。
それに僕と君って、ほんとに愛し合っていたから。

藻掻く腕に絡まった、無駄すぎるインフォメーション。
異世界へのステーションに君は立ってる。
置いていかれて、僕は。


夜は、長くなったけれど、
思考はめぐるばかり。
答えには到底たどり着けそうにない。
君に言わなきゃなのに。

君が上るはしごを支えることすら
僕には出来そうもないから。
画面の前で君を探す。
液晶を買うよ。



君が捨てた過去の中に、僕がいるとするならば。
僕はそれで構わない。たまに知らないふりで会いに行くよ。

汚れた世界でも愛があることを切に願うよ。君を大切にしてくれる人に出会え。
君を本当に愛する人に、愛してもらうんだ。

空振るバットが軽かった。何本でも振れるな、この調子なら。
煌めくステージへの階段を君が上がる。
僕は知らないふりでバットを振る。


昼は、新しく塗るため。
夜は、古いものを捨てる。
答えや結果で論じるのはクソってるだけだ。やめたよ。
君に言えなくて良かった。

君が上るはしごを折る奴を、
僕は殺して回ってやる。
君は今日からシンデレラ。
僕は知らない鳥。


君が好きだった花の蕾、やっと咲いたよ。
それどころじゃないよね。
僕が会社に行く時、君のコマーシャルを見た。君のポスターを見た。
君の笑顔が変わってなくて、嬉しくってほんのちょっと、寂しかった。



夜は、長くなったけれど、
思考はめぐるばかり。
答えには到底たどり着けなかった。
君はシンデレラなのに。

君が上るはしごを支えることすら
僕には出来ないから。
画面の前で君を探す。
液晶を買ったよ。

シンデレラ。またねさようなら。
アリーナを出てから少し泣いた。
シンデレラ。もう昔みたいには
会えないけれど、笑ってね。

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LOST MEMORIES ⅨⅩⅣ

今思えば、その手の話をかわしたいだけだったのかもしれない。しかし、チャールズのことだ。何があってもおかしくないと考えを改めた。
そして、昨夜の華やかな笑みに共存していた儚さを想う。一変した魅惑的なそれを思い出し、朝ながら小さくため息をつく。チャールズの過去に触れるには、自分は幼すぎる。それを悟った瑛瑠は、いつも通りチャールズにおはようと声をかけた。

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君の優しさ

まだまだここに居たいな

でも、未来は無理やり私を先へ連れていく

だけど、それは未来の優しさ

成長させてくれるのも、苦しいことも楽しいことも経験させてくれるのも未来の優しさ

思い出がある、それは過去の優しさ

苦しい時に手を差し伸べてくれる、それは君の優しさ

この世は優しさと思いやりと、色んな感情でできている

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子供のまま

「成人」っていうのがどんなくくりか知らんけど
「大人」ってなんか嫌だ
楽しいことが楽しくなくなるのが嫌だ
「大人はアニメなんか観ない」って周りの環境がそれを許してないから感性を無理矢理ねじ曲げられてるとしか思えない
「大人になりなよ」
俺に大人になる才能はない
「子供」っぽい自分が気に入ってるならそれが一番良いんだよ、自分にとって

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セブンティーン

気が付けばセブンティーン。
名前ほどキラキラしてなくて、悩み事は重く、深くなっていく。もっとキラキラしたもんだと思ってたよセブンティーン。

でもそれが大人になった証拠ならば仕方ないな。
ちゃんと立ち向かえるはず。だって、もう泣いてしまえる年齢じゃないもの。

しっかりしないといけない。誰かに頼ってもいけない。そうでしょ?セブンティーン。

好きだったよセブンティーン。
今じゃ少し痛いだけ。大人になんてなれないの。

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あの頃に戻れるなら

顔を合わせる たびに喧嘩してた僕ら
あの日「ごめん」の一言すごく遠かったんだ
今さら許してなんて言わないから
最後にあなたの前で

Dear My Friend
いつまでも続くこの思い あなたに 届けよう1番に
You Best Friend
何があってもずっと ありがとう
この言葉を送るよ
Dear My Friend

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LOST MEMORIES ⅨⅩⅢ

きっと、瑛瑠が驚き、それでもはにかむように微笑んでいたことに気付いたのだろう。
少し自嘲気味の笑みを溢したチャールズ。
「ですから、お嬢さまにもきっとそんな存在が現れますよ。」
ここへ持っていきたかったらしい。見事な帰着に瑛瑠もにっこりする。
確証もないありがちな言葉は、今の瑛瑠にとって何よりも嬉しいものであった。
「チャールズから自分の話をするのは初めてだったから、嬉しかった。」
ぽろっと零れた言葉がチャールズに苦笑をもたらした。
「少々語りすぎました、すみません。」
瑛瑠がいかにも興味津々といったように碧い眼を覗きこむ。
「個人的興味として、チャールズの恋愛を聞きたいのですがっ……!」
そんな瑛瑠をいつものように
「はいはい、それはまたの機会に」
とあしらっていたのだが、言いかけて止まる。
すると、微笑んで言うのだ。
「お子サマには少々刺激が強すぎると思われるので話せません。」
成人したらお話ししてあげてもいいですよ?と、そんなことを口走る。その笑みがあまりに魅惑的であてられそうになった瑛瑠は、顔を引きつらせておやすみと言わざるを得なくなった。

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羽化、開花

心を開けないから喋れないんじゃなくて
喋らないから心が開けないんだ

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戯言即興詩。

ひとつ歳を重ねるたび、あの人は何歳になったろうかと思うこと。
考えても詮のないことを考えるのは人間の特権かそれとも悪癖か、無意味な勘定ばかりして浮き世を忘れたがっているのに、今日はもうすぐ終わるらしい。
明日、また世界が廻りはじめる月曜日。

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才能

ある人には詩の才能があり
ある人には不屈の精神があり
ある人には無条件の優しさがあり
ある人には常なる明るさがあり
ある人には正義の魂があり

って自分は何がある?
信頼している人に言われて
嬉しかったその時の感情は
どこにいってしまったの?
そうやって自暴自棄を繰り返す。
やりたくないけどやるしかない
それが僕を支配する感情。

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しんゆう

あの子はいつも1番ね
努力してることは1番知ってるの
だけどねたまには
妬み嫉んでしまうものね、

0

全然晴れないこの想い

“将来の自分の為に頑張っている”
そんな頑張りなら無い方がいい。
自分は自分を裏切ってしまうから。
遠い先のことなど信じられないから。

言葉が続かん。
想いは溜まっているのに。

0

願望

肩に手を置かれるより
背中に手を置いてほしい。
至極まっとうな正論より
無条件の承認がほしい。
何も考えないでいい時間がほしい。