帰り道が分からなくなって
歩いて走って歩いて、ふらつきながら
迷ってやっと、帰りついた場所
まだ僕は弱いみたいだ
強くなろうと背伸びばかりした代償だ
君は言葉の魔法使いで
僕はそこに一匙の砂糖を添えるだけで十分だったのに
果たして何を望んでしまったんだろう?
そんな分からず終いの物語にも答えは隠されてるんだから、焦らなくていいよって言えたらなあ
さあ、行こうか
言葉の旅に。
わからなかったこと、できなかったこと。
気づかなかったこと、伝えられなかったこと。
それがあったって知ったなら
弱さと同時に強さであって、
ただ、床に伏すときに閉じた本が素敵な物語なら
僕らも生きる意味があるのかも、わからないね
…なんて