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白昼夢

あなたは確かに笑った
彼岸花のように紅くて
なまめかしい唇を歪めて

鮮明に覚えているのに
長くて艶やかな黒髪も
吸い込まれそうなあの瞳も
消えてしまいそうなくらい透き通った肌も

あなたはどこへ
行ってしまったの

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