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霜降

退屈でどうしようもない日や
他愛もないしょうもない会話は
海馬の隅に山積み 二度と思い出さないかもしれない
だけど
社会の理 裏切り 嘲笑い 暗闇
その中でも輝く槍 それは君と築いた日常茶飯事

重みを持つ時計 僕と君で
確かに触れた有形無形
その思い出 この心へ
一つ残らず明日への糧

増えた「大切」 巡る季節 いつのまにか溶けた新雪
いくつかの挫折 君がいたからここまで来れたんです

世界がたとえ虚構であれ
確かに手にした幸せ
正真正銘 二人の縁
風化せずに残る君の声

見境なく壊す牙 脆く儚い営みの基盤
いつか終わってしまう今 欲しいのは受容する勇気だ

重みを持つ時計 僕と君で
確かに触れた有形無形
その思い出 この心へ
一つ残らず明日への糧

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