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ガールフレンド

濡れた 髪の毛から 覗いた 女の 横顔は
懐かしのあなた 懐かしいのだ、まだ。
ただ黙ってしまった 逃げ出した。


揺れた スカートから 覗いた 痣の 様に
ただ痛々しいだけだ 痛々しいだけだ。
逆恨むこともなく 逃げ出した。

背は伸びた、髪伸びた、けれどまだ。
成長した、進化した、それでもまだ。


弱いまんまだ僕は
あの頃から変わっちゃいない
弱いまんまだ僕ら
成長なんて微塵も感じない
…ガール・ガール・ガール
…ガールフレンド・ガールフレンド



熟れた 心のせいかな 思い出す 女の 横顔は
懐かしのあなた 酸味効いた思い出さ。
ただ笑って誤魔化した 逃げ出した。


崩れた 街の隅っこの 平凡極まれる アパートの1室では
ただ1人、あなた思い出しているのさ。
プレイバックは望まずに 逃げ出した。

手の温度、髪の香り、思い出して
「これは何の罰ゲーム?」って笑った。


弱いまんまだ僕は
あの頃から変わっちゃいない
弱いまんまだ僕ら
成長なんて微塵も感じない
…ガール・ガール・ガール
…ガールフレンド・ガールフレンド


…どうせなら
もう二度と会いたくなかった。
目が合ってしまったらまた…
僕は弱い奴だから
僕はダサい奴だから
どうせなら…


弱いまんまだ僕は
あの頃から変わっちゃいない
弱いまんまだ僕ら
成長なんて微塵も感じない
…ガール・ガール・ガール
…ガールフレンド・ガールフレンド


似合いもしない酒を飲んで、少し大人になった気がした。
似合いもしない酒を飲んで、擦れっ枯らしの心閉ざした。