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あの空は、泣いていたのか笑っていたのか。

屋上のフェンスの上、遮るものが何もないところで、君は歌っていた。
空はアイツが消えたあの日と同じような色で。
アイツと似ている君が、また、僕の前で消えるのかと思った。
空を飛べたらな
そう言って笑った君の頬が空と同じような色で、僕は大嫌いだったその色が、素直に綺麗だって思えたんだ。