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既読。

いつまで経っても既読のままで
返らないメッセージを開いて
画面の向こうにいるのかすら
分からない君に溜息をつく
どれだけ待っても返さないから
私の語尾が愛想尽かして
もういいよ、って思った時に
返ってくるなんてずるいよ

「会いたい」なんて送れなくて
「ごめんね」ばっかり言い合って
「だいすき」って最後に
君が言ってくれたのはいつだろう

「さよなら」が辛いから
「ばいばい」なんてしたくないから
「ごめんね」が積もる前に
早く「だいすき」って言って
溶かしてほしい、
解いてほしい、
私の思いを大問一個分ほど。



いつまで経っても既読のままで
返らないメッセージを開いて
画面の向こうで悩んでる
君を想像して息を吐く
どれだけかかってもいいから
私の語尾も待ってるから
教えてほしい、ほんとの気持ち
返さないなんてずるいよ

解答期間は「さよなら」までだよ、
「だいすき」で誤魔化さないでね。
何度でも消して、また解いて、
へへへって笑って、「解けたよ」って言って。

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空の青さを知る君は明日海へ行く

序章

「舞さん、僕は明日海へ行きます。もう、戻ることはできません。あなたと過ごせた日々は私にとって、とても、幸せでした。では、さよなら」
彼の声はいつもと変わらず、いや、今まで一番冷たく、悲しげな響きだった。
運命の残酷さを知った。

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つめたいかみさま

 
 自販機にわたしをなぐさめてくれる言葉がひとつもない時、哀しみと引換にいただいた小銭はどうしようもない雨にうたれます。

 「あったかい」 を選んだはずの110円の予言者による自動音声---

「あなたに会えなかったことだけを描きしるす日記が、これから、わたしがある日を過ごした分だけ積み重なるよ。」

---が流れた後、光る赤色のランプは7777。


 だからあしたも、君がいない金曜日。
 君がいてほしい金曜日。

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その笑顔は本物か

あの子はいつも笑っていた
でも 僕には作り笑いにしか見えなかった
ある日「その笑顔、本物?」と尋ねてみた

「あなたのそういうところ、キライ」
あの子は顔を歪めて泣いた
嘘の笑顔はもろかった

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復讐代行〜第6話 進歩〜

「とにかく目立って欲しいの、私たちが入れ替わってるなんて誰も気づかないし思いつくはずもない、だから私にあいつらの目を引き付けて欲しい、そしてできるなら奴らの弱みになりそうなこと、この際、いじめの決定的証拠でもなんでも構わないわ」
「とにかく目立てって、ここまでは用意周到だったのにここだけ急に人任せだな」
ここまで惹き込まれていた自分が情けなく感じられた。
「しょうがないでしょ!自分なんてどうなったっていいっていうメンタルで考えてたんだから!」
さっきまでの毅然とした態度から一転普通の女の子のような甘え様だ。とはいえ、自分の姿でやっていることがどうしても気になってせせら笑うことすら叶わない。
なんとももどかしい…というか気持ち悪い。
「はぁ、まぁ俺のやることはわかったよ、どちらにせよお互いのことを知らなければこの計画は成功しない。下手なバレ方をして面倒なことになるのも避けたいから、お前のことを一通り教えろ、学校での振る舞いはもちろん家の事、家での会話、部屋の使い方、その他諸々だ」
理想やら革命やらという輝かしい言葉に失望した途端に冷静になって必要なことが次々に思いついた。
「やっぱり話して正解だった、私だけじゃ私を大切にできない…だからあなたの…他人の体なら、きっとまだ生きたいって思えるって…」
“俺”は泣きそうな顔だった。
「でも出来なかった…結局私は私のことが嫌いで!自分じゃない誰かになりたくて!自分の体を誰かに押し付けたかっ…」
自分でも何故かわからなかった、しかし俺、もとい私の体は“俺”の体を抱きしめていた。
“何をしている…?俺の意思?違う…体が…勝手に…”
「何?あなた、そんなに優しかったっけ?」
「勘違いするな、俺じゃない、優しいとしたら…」
お前だ、という言葉は出す前に飲み込んだ。
言ってしまったら関係が変な方向に行ってしまう
そんな気がしてならなかった。

to be continued…

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生きてるだけで偉いよ

汚い言葉、凶器に満ちた世界で生き抜くこと
それはそんなに偉いのか
たまにそんな問にぶち当たる
活躍すること、名を残すこと、感謝されること、
偉いことなんて沢山ある
でもだからこそ、
その未来への門の前から逃げないこと
それが偉いんだ
ただ漠然と生きるんじゃない
死にたいという気持ちに打ち勝つことこそ偉いんだ

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We Are Travelers

僕らの失敗が誰かを苦しめて
お互いの荷物の重みは分からない
だけど忘れないで
喜びと後悔似たもんでできてる
誰かと笑えるように

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まいにちまいにち

どうせなにも起こらないのが苦しいの
なにもできないのが苦しいの
おなじクラスじゃないのが苦しいの
一応おなじ空間にいるのもそれはそれで苦しいの
いつまでも思い出にすがっちゃうのが苦しいの
もう君のなんでもないのが苦しいの
どきどきしてたいだけなのそれもそれで虚しいの

もう会えなくなるのもそれはそれで

だけど

おなじ空間にいられるあと一年は
せめてせめて
君がくれたその感情で苦しませて

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 9.エルフ ⑯

「…んじゃ、コイツと友達になれば?」
「え」
ネロに突然指をさされてわたしはつい困惑する。
「この人一般人だけど友達ほとんどいないし…」
「いやいやいや」
ちょっと…とわたしはネロに突っ込む。
ネロはえー何だよ、とジト目でわたしの方を見た。
「別に良いじゃん」
アンタも友達全然いないし、とネロは言う。
「この女とお似合いだと思うぞ~」
ネロはそう言ってニヤニヤした。
「…」
わたしは呆れて何も言えなかった。
「ふふふ」
不意に恵梨さんが笑った。
「ん、どうした?」
ネロが尋ねると恵梨さんはこう答えた。
「…いや、仲良さそうで良いなって」
「そうですか」
「そんなワケない」
わたしの言葉を遮るようにネロは否定した。
「…別に、コイツの事なんかどうでも良いし」
ぷい、とネロはそっぽを向いた。

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私を好きなフローリング
抱きしめて離さない
大事な温度を独り占め
冷たい肌に寄せては返す
気怠い波に揺られてる
知らない髪の毛気になるけど
次の重力で瞼は落ちる

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人の本当の苦しみなんて
誰にもわからない
でも
周りの誰かの存在が
いつのまにか自分の支えに
なってたりする
だから
わたしの言葉が
誰かの支えになりますように

大丈夫 ぜったいに大丈夫

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今日思ったこと

夢とか希望とか持てなくなっても
小さい幸せすら感じられないくらい今つらくても
大切に想ってくれる人達からの愛がいろんなとこにある

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呑兵衛

ソファで目を覚ました
酔い潰れて眠っていたようだ
記憶がかなり抜けている
求める、あの時の誰かの体温

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Träumerei

遠い国の少女の見た夢
世界中の憧れた愛
伝言ゲームが得意な世界
ろれつを回さないあたし
代弁して欲しくない恋
きっともうあの子のところまでも

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紙切れをめくった一瞬で
現実なんて関係無い

想像の先で
冒険して
恋をして
笑って
泣いて
悩んで

でも
不思議なのは
おんなじ物語から想像する景色は
みんな違うってこと

パタン

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 9.エルフ ⑮

「…別に良いじゃん、一般人の友達でも」
ネロは呆れたように言う。
「いくら寿々谷が異能力者の多い街でも、必ず異能力者の友達ができるわけでもないし」
そもそも常人の方が多いから、普通はそっちと仲良くなることの方が多いもん、とネロは続けた。
「やっぱそうですか…」
恵梨さんはそう言ってうつむく。
「…何? もしかして異能力者の友達が欲しくてここへ来たの?」
「いや違うんです」
ネロに質問されて、すぐに恵梨さんは顔を上げる。
「寿々谷が異能力者の多い街って事は、寿々高に入ってから知ったんです」
わたし、地元に異能力者の仲間がいないから…と恵梨さんは呟く。
「ここでなら異能力者の友達作れるんじゃないかって、何だか思えてきてしまって…」
恵梨さんは恥ずかしそうに目を逸らす。
ネロはふーんとうなずいた。

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タイトル未定のオリジナル物語について

もうすぐテスト一週間前になってしまうので、それを書き込むのはテスト期間が終わってからにしようと思います。
レスにタイトル案を書き込んでくださると嬉しいです。
人物設定は前に書き込んでます。探してみてください。
余談:ポエムでもそうなのですが、タイトルはいつも後付けなんですよね、僕。
作品の内容を考えている時間よりもタイトルを考えている時間の方が長いという...。
けっきょく捻りのないタイトルになっちゃうんですよね。P.S.本題よりも余談の方が長くなった!

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君がいてほしい水曜日

か くけこ
ま むめも
 ぎぐげご
あ うえお
 にぬねの
あ うえお
さし せそ
あ うえお
や ゆ
あい えお
ば ぶべぼ

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たべる

梔子を香りたくて
探る人生論食べる空気
愛の成る木創り出して
浮いて愛いて憂いて
在り来りに気付いて抱きたいね

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暗殺者

走る。獲物に逃げられないように
やけに派手な服を着た人物を追いかける 黒いパーカー姿の男
パーカー男の手には ナイフが握られている
すぐに追いつき 慣れた手つきでターゲットを屠った
暗殺者は にやりと笑いこう言った

「やあ、うっかりうっかり」

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復讐代行〜第6話 真歩〜

「どういうことだよ!俺しかいないって!」
「あんたは人の話を聞かないね、言ったでしょ?誰も下克上を考えないことって!そのためには野心溢れる奴らは根こそぎ淘汰しなきゃならない、橘や小橋じゃ女子辺りに新たな火種を産みかねない、その点あんたはそういう火種になりそうな取り巻きがいないから」
絶妙に貶されてはいるが納得できた。
いつか歴史か何かで聞いたフレーズ
“流血、闘争を伴わない戦争”
矛盾するようだが、“俺”の革命はまさにそんな感じだ。
「橘、小橋を黙らせてあなたがトップになり、解放を宣言する。それが最も美しい」
「お前の理想はまぁわかった、それで俺にわざわざそれを話したのはなんでだ?今のところ、俺、正しくは今の喪黒闇子がすることはないようだが」
その切り返しに“俺”は少し驚き、そして笑った。
漫画によくある余裕を振りかざすアレだ。非常に気に食わなかった。
「何がおかしい」
「いや、まさかあなたがこんなにノリ気になってくれるとは思ってなかったからさ」
言われて初めて気がついた。2人に復讐をするということに対しての反対意見がいつの間にか通り過ぎていることに。気づきはしたがもはやどうだってよかった。この入れ替わりだってきっと復讐のひとつなのだろう、こうして深く関わってしまった以上は俺が、喪黒闇子としてこの復讐劇に幕を降ろすのも悪くはない。
どこかそう開き直った。
「別に同情したわけでもないし、お前のとばっちりを喰らうのもごめんだ」
「じゃあどうして?」
「悪くない話だからだ」
「嬉しいよ、わかってくれて」
“あなたも復讐の対象だってこと忘れてくれて”
「改めて俺は何をすればいい、ただ漠然と生きろというわけじゃないだろう、そもそもお前らしい生き方なんて知らないしな」
「そうね、なら頼まれてくれるかしら」


to be continued…

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待ってる、

悲しくて怖くて泣きそうで
不安で仕方ない時の私を

いつも暖かく包んでくれる、
貴方の両腕が恋しい。

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 9.エルフ ⑭

へ…と恵梨さんはぽかんとする。
「あくまで異能力者としての自分は自分の別側面であって、自分じゃない」
”それ”は自分じゃない自分なんだから囚われるのはよくねーんだよ、とネロは続ける。
「過去の自分に囚われるのと同じ位、異能力者としての自分に囚われると面倒な事になるんだ」
分かってんのか、とネロは恵梨さんを睨みつける。
恵梨さんはひぃぃぃ、とうろたえた。
「分かったんなら良いんだけど」
そう言ってネロは恵梨さんに顔を近付ける。
「…お前、友達いないの?」
「え、何でそんな事」
どうして分かるの?と聞かれて、ネロはこう答えた。
「いや、追跡中にアンタの記憶を見て何となく分かった」
友達いなさそうだなって、とネロは笑う。
「…だから黎と接触して友達になろうとしたんだな」
耀平がそう言うと、恵梨さんは気まずそうな顔をした。

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オリジナル物語の人物設定

イヴェット...ヤキモチ焼きの春売り
春をランタンに入れて売っている
サーモン色の髪、オレンジ色の目
顔立ちが幼い
ベル...人を不愉快にさせる天才
たくさんの人から嫌われている
空色の髪、紫がかった灰色の目
猫顔
タイトルは今のところ未定です。
タイトル案を思い付いた方は、ぜひレスに書き込んでください。

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死神の仕事

普段から通学に使っている駅のホーム。昼過ぎの人の少ない時間帯。10分ぶりに停まった電車が発車していくのをぼんやりと見送る。それは僕にとって必要な電車では無いから。
『間もなく、電車が通過します』
携帯電話を操作するでもなく手の中で転がしているうちに、待ち望んでいたアナウンスが流れた。携帯電話をポケットにしまい、鞄を肩にかけ直し、一歩踏み出す。その足が、点字ブロックを踏み越える。
これから僕が行うのは、逃避でも、抗議でも無い。示唆でも、復讐でも無い。崇高な意思も、固い使命感も無い。ただ純粋な、『僕』の終わりへの一手だ。
更にもう一歩進む。あともう一歩進めば、1m分かそこらの浮遊感の後、全身を激痛が襲い、それもすぐに終わる。
どうせこの路線はしょっちゅう「人身事故」で止まるんだ。僕一人のかける迷惑など、大したものじゃ無いだろう。
最後の一歩が、ホームを飛び出す。あと少し重心を前に傾けるだけで、全ては恙なく終わる。そのはずだったのに。
「やめとけ。無駄だぜ」
背後からかけられたその声に、無意識に身体が硬直した。上げた脚を下ろした直後、目の前を数秒かけて通り過ぎていく質量と風圧。それが終わって漸く、身体の力が抜けてその場にへたり込んだ。
「ほら見ろ。お前には死ぬなんてできねえンだ」
「……誰だよ。なんで邪魔した」
立ちながら振り返り、声の主を探す。それはホームに設置された椅子に足を組んで腰かけていた。性格の悪そうなにやけ顔をした、制服姿の、多分僕と同年代の少年……青年? まあ、そいつが声の主だった。
「俺かい? 俺ァあれだ、所謂死神ってやつだ」
「それなら僕を殺してくれよ」
「馬鹿言え。死神を何だと思ってやがる。死神は死期を告げ、魂を迎える。それだけだ……いや、違うな。ルール違反をしようとするテメエみたようなせっかち野郎を嗜めるのも重要な仕事だな。地獄ってのは、ンな気軽に行って良い場所じゃねえんだ。あと40年待ちやがれ馬鹿野郎」
自称死神は、そのままどこかへ立ち去ってしまった。

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ふわふわ

なんと絵になることだろうか
雲に霞んだパステルカラーの空と対照的にベタ塗りな建物たち、見下ろす今、私は飛んでいるかのようだ
どこまでも飛んでいってしまいたい
あの雲の向こうへ、堅い現実よりもふわふわな空へ

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復讐代行〜第5話 真意〜

「復讐を代行?どういうつもりだ?俺はそんなもの望んでないし、矢面に立つのはまっぴらごめんだ」
「別に逆恨みの矢面にするつもりじゃないわ、それにそんな悪い話でもない」
「いや、今のところ怪しさしかない、この状況含めて」
「まぁとりあえず人の話を聞きなさい、私達のクラスにヒエラルキーがあるのはあなたもご存知でしょ?あれのせいで私のようにレッテルを貼られた人間は『陽キャに遊んでもらえる』という立場で“イジり”を受け入れなければならないのが現状。かと言ってヒエラルキーを崩すだけの力もなければ改革を起こすだけの人数を集めることすら叶わない」
まるで小さい政党の演説を聞いている気分だった
「しみったれた言い訳だな、何が言いたい?」
思わず口を挟んでしまった。
「結果、“陽キャ”にとって都合のいい現状に泣き寝入りすることしかできないでいる。」
“俺”、もとい闇子は語気を荒らげて言い切った。
「そこで内部崩壊を狙って俺の体に目をつけた…」
「順序が若干違うけどね」
「え?」
「あの日、あなたが罰告をすることになったことを知って私はこの復讐を決行することにした。あなたとなら私の復讐を、理想を成し遂げられる!そう思った!」
(勝手に)ヒートアップした熱量を持った目が俺の方に向いた。その迫力に一瞬たじろいたが、平静を装い見つめ返した。
「理想?また随分飛躍したな」
“元々飛躍してるのに”という言葉は何故か飲み込んでしまった。
「飛躍?どこが、まさか私が単純な恨みで復讐しようとしてるとでも思ったの?」
違和感が何か形を結んだ気がした。
「理想のための復讐…」
「そうよ!」
完全に“俺”のペースになっていた。
「このヒエラルキーを崩壊させるにはトップがその解放を宣言すること、そしてそこに誰も下克上を望まないことのふたつが揃わなきゃいけない。そのためには今のような安定したトップが必要、」
「なら俺でなく、橘を狙う…いや、実質“陰キャ”をイジっているのは小橋か…」
いつしか俺も積極的に意見を出すようになっていた。
「あんたバカなの?だからあんたしかいないんでしょ?」
「はぁ?」

to be continued…

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すきだけどすきだったけど

言わなかった思いを
今更ぼそりと小さな声に乗せて呟いてみる
君との思い出なんて数える程しかないから
君を初めて見た日のことを
なんでもないように語る私は
君のいないこの街で
君をいつまでもわすれられない

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本の虫

私の好きな作家さん。
言葉を、愛しているのが伝わる。
一言、一言、繊細に、そっと紡いでいく。
「あなたは、ここにいて。きみは、そっち。」
そう、言葉に言っているかのようで。
その並びが織り成す世界は、存在しそうで、存在しない。壊れそうで、壊れない。
優しい響きの奥にある、静かな狂気。1度感じたらもう遅い。あなたはこの物語に閉じ込められた、小さな虫。