「彼らの唇が紡ぎ出す音楽は、いつかあなたの"言葉"になる。」 私はサザンカの「ここで諦めたら今までの自分が可哀想」という一節を初めて聴いた時に、体も心も震えました。そしてそれ以来、全て投げ出したくなってしまった日には、このフレーズを何度も自分に言い聞かせています。 このように「LIP」の中には、聴いた後に自分自身や周りの誰かに語りかけたくなるような、そんな言葉やメロディーが詰まっていると思います。