朝の電車で、いつもと同じように、僕の乗っていた車両に盲目の方が乗車しました。 特に何も思わず、ふつうに本を読もうと思ったら、席に座っていたおじさんが真っ先にその席を立って盲目の方の手を取り一緒に歩きながら自分が明けた席に座らせてあげていました。 その瞬間、僕は、その頭の髪は乏しい中年のおじさんがどれだけ素敵でカッコよく見えたでしょうか。 僕もあんな風にカッコよくなりたい。