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忘れられない

2ヶ月ほど前、1年半付き合っていた彼女にフラれました。
今まで狭いと思ってた部屋もなんだか広くなりました。
僕には似合わないピンク色の歯ブラシ、使うことのない化粧落とし。僕に必要のないものがこの部屋には溢れてるけど全部大事で捨てられなくて。
朝目が覚めると、いつも嫌だったはずの右腕の痺れが無いことがとても寂しくて泣いたあの日。今ではもう慣れたけど、今思えばあの痺れは幸せの証でした。
まだ少し寒い夜。「忘れなきゃ」って自分に言い聞かせながら、ベッドの少し左に寄って眠ります。おやすみなさい。

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