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鴨柚短信:1

今回からタイトルを固定していこうかと思います。鴨柚(かもゆず)です。
今回ご紹介するのは猫屋ちゃきさんの「扉の向こうはあやかし飯屋」です。この本はアルファポリス文庫主催のアルファポリス「第2回キャラ文芸大賞」特別賞を受賞されている作品でもあり妖怪ほのぼの系のお話です。前回「妖怪アパートの幽雅な日常」をご紹介したのですがまた今回もタイトル通り美味しそうな表現と、独特なキャラの妖怪たちが出てきます。(私はこういう系の小説大好き人間なもので……)カプレーゼ風冷奴、中華風ロールキャベツ、完熟トマトすき焼き、鯖とクルミの薬膳カレー。聞くだけで気になりません?!めっちゃお腹空きますwまた、主人公の食レポがすごい。めっちゃ美味しそうに食べるのでこちらまでニコニコしてきます。美味しい表現ができる作家さんに外れはないと私は思ってます。(個人の感想です)また、食事シーンだけでなく疲れ切っていた主人公の心情が、あやかしや店主と関わることによって変わっていくところにも注目です!以下あらすじです。


フリーペーパーのグルメ記事を担当している若菜。恋人に振られた彼女は、夜道で泣いているところを見知らぬ男性に見られ、彼が営む料理店へと誘われた。細い路地を進んだ先にあったのは、なんとあやかしたちが通う不思議な飯屋だった!最初は驚く若菜だったけれど店主の古橋が作る料理はどれも絶品。常連のあやかしたちと食事を共にしたり、もふもふのスネコスリたちと触れ合ったりしているうちに、疲れた心が少しずつ癒されていき……?夜道で提灯を見つけたら、ぜひお入りください。優しい料理とあやかしたちが疲れた心を癒します。飯屋「まんぷく処」、今宵もひっそりと営業中!

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