テーマ 「桜」 「魔法」
俺も色々と忙しいンだけどねっ。
私は魔法少女サクラ!ちょっぴりドジな14歳!!前まではフツーの中学生だったんだけど、おばぁちゃまの孫の手で素振りしてたら魔法少女になっちゃった!どーやら両親が魔法使いだったみたい( ̄▽ ̄) 魔法を使って皆んなを幸せにする事が魔法少女の役目!まだまだ魔法は下手っぴだけど今日も元気に頑張ります☆
「おばぁちゃま元気?」
おばぁちゃまはご病気でずっと寝たきりなの。私、心配。
「サクラ、私はね、この世にもう未練はないんだよ、」
「そんな!おばぁちゃま、もっと元気でいてよ!」
「そうだね、でももう春までもたないね、未練があるとすれば、今年の庭の桜が見れないってことだね…」
私は孫の手を持って庭の桜の花を咲かす魔法の練習をはじめた!
「てんとろてんろ!ぴん!」←呪文w
ダメだー、やっぱり咲かない。
私は両親と違って才能ナッシング↓
でも両親はツチノコ探しに行ったっきり帰ってこないの☆だからずっとおばぁちゃまと暮らしてきた!
おばぁちゃまに私と同じ名前の花!桜を見せてあげたい!!!
「てんとろてんろ!ぴん!」
ダメ全然咲かないっ☆てへぺろ
何日も何日も庭の桜の木の下で呪文を唱える。けど咲かない!!
「ちょっとアンタ!私と同じ名前なんだから!もう少し言うコト聞いてよ!」
桜の木に怒ってもしかたないよねっ☆
いつの間にか夜で月の光が私と桜の木を照らす。
だめ、、全然咲かない、、
疲れて寝っ転がって木の幹を孫の手で叩いてみる。変化ナッシング↓
おばぁちゃまの事を考える。
おばぁちゃまは魔法を使えないけど私をいつも優しく守ってくれた。
涙が溢れて落ちる。
ピンク色が私の鼻先に触れる。あれ?取ってみる。綺麗なピンク。
つぼみが出来て花が次々に咲く。
満開の桜の木になった。
「おばぁちゃまー!桜よー!桜が咲いたわー!」
おばぁちゃまの部屋のドアを開ける。
電気はついていないのに眩しい。月の光が窓から射し込む。おばぁちゃまはじっと動かない。冷たい…。でも私にはわかる。きっと最後に見てくれたはず。だって、おばぁちゃま笑顔だもん。
おわりー。
サクラの「おばぁちゃま」呼びがものすごくかわいいなーって思いました。(私はこうは、なれないもんだから……)さくらが咲かすことができて、
ほっとしました^ - ^
いや〜とにかくサクラが可愛いすぎです!
一時雨さん読んでくれてありがとう(^-^)/
自分の作ったキャラを可愛がってもらえて嬉しいです!
サクラって少し鼻につく(だから鼻先に桜を落とした)けど、頑張り屋さんなのです!!