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死の魔法

死の魔法の最後の「あなたはもう一つの僕なんだね」の意味がよくわかりません。
教えてくださーい!

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  • なんとなくの想像ですが、ボクなりの解釈を載せさせてもらいます。

    「愛も憎悪もすべてこんなに僕は好きなのに、どうして死んでしまうの?」のあたりまで、主人公(僕)は「生きる」ということをもしかしたらよく分かっていなかったのかもしれない。その後のフレーズで「始まったものはいつから終わっていくんだ
    「今」を生きるということはそれを受け入れて生きること」と言っているから、その時点で気付く。
    ただ、気付いたからと言ってすぐには受け入れることは出来ず、死んでいってしまうこと(それが主人公だったとしても、主人公の好きな世界だったとしても。)がなぜ必要なのかとか、なぜ好きになれないのか、とかをたくさん考えたと思う。(最後の間奏はその考えというか葛藤というか、その時間なんじゃないかな、と。)
    そして、考えた末に結果として出てきたのは、
    「今」を好きになれなかったのは、「今」という時を自分として受け止めていなかったから。
    ということなのではないかな、と思う。自分が「今」という世界を作り出している、という感覚がなくて、終わっていってしまう、死んでいってしまうものばかりが目にとまってしまい、「今」死んだものが生きていた、«輝いていた»過去や、新しいものが生まれているはずの«明るい»未来ばかりを思い出したり、想像したりして、死んでいくものばかりが見えてしまう«壊れていく»今を受け入れられなかったのだと思います。それを受け入れた瞬間に、「そうか、僕は過去でも未来でもなく「今」を生きているから、この世界はきっと"もうひとつの僕"なんだ」と思えたのでないかなって思います。

    長々と自分勝手なことばかりすみません。ボクは今の自分が受け入れられないからこんな感じの解釈になりました…。もっと綺麗な解釈もあると思うし、あまり好きじゃなかったら見なかったことにしてください。