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新しい告白

控えめな男の子と荒れてるグループのリーダーの女の子この二人は幼なじみです。そんな二人の物語。

女の子はいつも人をバカにしたり、人のあやまちを笑って傷つけたりする。それをよく思わない男の子。ある日の放課後、いつも荒れたグループにいた女の子が1人でいた。男の子は女の子に話しかけた。「今日は1人なんだ。」女の子は黙ったまま。男の子は女の子の前の席に座って女の子の顔を見た。女の子は手で顔を隠した。「なにかあったの?」男の子は優しい声で聞いた。女の子は黙ったまま。しばらくして女の子は口を開いた。「私は友達に嫌われたくないからっていろんな人を傷つけてた。だけど、私が傷つけた人たちは私にいつも優しく笑いかけてくれた…昨日のことなんて何もなかったかのように。その笑顔を見るたびに辛くなってく…本当私って酷い人だよね笑」女の子は顔を隠したまま最後は笑い話のように言った。だけど、その声は震えていた。男の子は言った。「自分が嫌われたくないから誰かを傷つけて好かれようとする。そういうのって友達とか言わないんじゃないかな。」女の子は強い口調になって言った。「仕方ないじゃん!そうしないと1人になっちゃうんだから!」「だったら、俺がいてやるよ。」男の子の冷静で優しい声を聞いて女の子は泣きだした。男の子は女の子の頭を優しくなでた。「もう少し早くきずいてあげてれば良かったな。ごめんな。人を傷つけるの辛かったな。お前は小さい頃から人を傷つけるのが嫌いな子だったもんな。」男の子は女の子にそう言って寄り添っていた。女の子が心の底からちゃんと笑える日まで。



少し違う『告白』でしたがどうでしょうか?

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