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For The First Time In Forever 3

MCでは白井先生の満開の笑顔が印象的だった。「次の曲が最後になります!」と言った先生に、歓声で返すと突っ込まれた。「そこはえぇーー?!でしょ!」二度目はちゃんと、ご要望通りに。「新曲、歌えるか?」歌えません。でも歌った。「Yeah Yeah Yeah」の部分だけでも、声の限り、これが、最後だと、わかっているから。[Alexandros]の音楽に身を委ねること、その快感に全身が震えていた。いつまでもこの時間が続けばいいと思った。けれど、人は無力で、時間は止まらなくて、先生たちはステージから去ってしまって、後にはライブ終わりの虚無感と喪失感と、ぶるぶると震える両の手があった。
汗まみれのビッグTシャツとフェイスタオル、酸欠気味の頭はぼうっとしていて、複雑な思考が出来なくなっていた。息の荒い私を、知らないおじさんが心配してくれた。大阪の人はなんだかんだで優しい。

ただただ、楽しかった。初めて肉眼で見た先生たちは美しく、圧倒的な存在感で、やっぱり、やっぱり、世界一格好良いバンドだ。[Alexandros]は、私の知るどのバンドよりも格好良くて、もう、言葉で表現するのなんかおこがましいぐらいで。

初めて[Alexandros]のライブに行って、ますます好きになってしまった。これはもう、次のツアーも行くしかない。受験生だけれど。

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