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図書部小説企画の三日目「パソコン×夏」の作品をまとめました。 ※投稿日時順に並べてあります。

メッセージ

お題:パソコン×夏

まあ、僕の愚痴っぽい作品になると思います。この間の小説よりも短いものです。
もしお時間があれば、前作『真夏の昼の夢』もぜひ読んでください。ちなみに今日続きを書く予定です。
この、『メッセージ』は、ちょっと私小説っぽい作品です。それでは、ここに連なるレス達を、ごゆっくりお読みくださいませ。

NICEシンドローム
男性/23歳/岡山県
2015-08-28 10:32
  • 僕は、普段生活してて、テクノストレスを感じることがある。
    テクノストレスとは、簡単に言うとパソコンやスマホなどを使っているときに感じるストレスのことなのだが、僕の場合はもっぱらSNSを使っているときによく感じる。
    なので、LINEやツイッターやフェイスブックなど、今までいろいろ使ってみたが、どれも一週間ほどでやめてしまう。
    なぜやめてしまうのかはよくわからないんだけど、多分縛られるのが嫌なのだと思う、僕は。
    だけど、一週間以上たったけど未だにやめてないものがある。
    それは、SCHOOL OF LOCK!というラジオ番組の掲示板、そう、ココだ。

    NICEシンドローム
    男性/23歳/岡山県
    2015-08-28 19:48

その扉は開かない

お題{パソコン×夏}

カタカタカタ。
カタカタカタ、パチッ。
閉めきった部屋の中で、パソコンの音だけが響く。
「...まとめサイトは...もうだいたい回った。新曲...出てない。ゲーム...飽きた。」
何もやることがない。テレビの録画は全部飽きるほど見た。料理は母が作るからしたくない。外に行くなんてもっての他だ。
「...つまんねぇ」
ポツリと呟いた。


「祐太、ご飯置いとくわよ」
扉の前で母の声が聞こえる。母が階段を下りたのを音で確認し、俺は夕飯を取りに扉を開けた。
今日はミートスパだった。特に文句もなく平らげ、器を扉の前に置いておく。
さあ、また暇になった。どうしようか...
「...リア垢でも見てみるか」
ふとそんなことを思い、青い鳥をクリックする。
趣味垢はよく行くが、リア垢を開くのはもう1年ぶりだ。
かなりたまっているTLを流して、最近のものを見てみる。

『今日は友達と花火大会いった!スッゴい楽しかった!』
『図書館で勉強会してくる~、暑いよ~』
『Since August-eighth』
『クラス会わず!あいつらほんとおもしろすぎな!ジュース混ぜたやつくそまずだったー笑 楽しかったから、またやろーぜ笑笑』

そこでスクロールをやめた。

みんな、楽しそうだな。
夏、満喫してるな。
なんでそこに、俺はいない?
俺はなんで、いられなくなった?
どうして、俺だったんだ?

どうして、俺がいじめられなきゃいけなかったんだ?

涙が一筋流れた。
もうリア垢は開かない、そう決めた。

夕焼けファイター.
女性/20歳/香川県
2015-08-28 10:51

なつやすみのけいかくひょう

お題:パソコン×夏

いよいよ最終日ですね。ここまで来られて良かったです、本当に。
本文は只今絶賛執筆中ですので、全部書けたらまとめてUPします。
(※LINE形式の文章を含みますので、苦手な方はご注意ください)

えかきゅー
女性/23歳/東京都
2015-08-28 17:21
  • リマだよ:というわけで、海行こう海!
    リマだよ:#拡散希望

    あいと:twitterじゃねえよ
    あいと:つか、というわけでって何だ

    リマだよ:そこは察しようZE☆

    あいと:うぜえ

    リマだよ:((((;゚Д゚)))))))

    あいと:うぜえ

    リマだよ:かな〜、あいとがイジメる〜(つД`)ノ
    リマだよ:かな〜、何か言ってよ
    リマだよ:既読ついてるんだからいるんでしょ?

    あいと:寧かもしんねーぞ
    あいと:まだ3だし

    リマだよ:そんなことない!わたしはカナダって信じる!
    リマだよ:∑(゚Д゚)⁉︎
    リマだよ:かなだって信じる!

    あいと:wwwwwwwwww

    リマだよ:間違えたーっ!

    あいと:カナダwwwww

    リマだよ:笑うな!
    リマだよ:あ〜もう、かなも見てないで早く何か言って!

    nei:残念、僕でした

    リマだよ:((((;゚Д゚)))))))

    あいと:だから言っただろうがwww

    nei:叶香じゃなくてごめんね
    nei:それで何の話?

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-28 19:53
  • あいと:いやお前は悪くない
    あいと:こいつが突然マラソンやろうとか言い出してさ
    あいと:やるなら1人でやれって話だよなw

    リマだよ:言ってない!言ってないよそんなこと⁉︎

    nei:うーん・・・僕も遠慮、かな?

    リマだよ:ねい君⁉︎言ってないよ!

    あいと:な、寧もこう言ってんだから

    リマだよ:言ってな・・・話を聞いてください!!!!!

    あいと:♪〜(´ε` )

    リマだよ:_| ̄|○

    あいと:仕方ない、聞いてやろう

    リマだよ:(くそ・・・)
    リマだよ:えっと、改めて言うとね?夏だから海行こうっていう

    あいと:単純だな

    リマだよ:いいじゃん!夏っぽいことしたい!

    あいと:漫喫行こうぜ、涼しいじゃん

    リマだよ:話聞いてくれるんじゃなかったの!!!???

    あいと:(-_-)zzz

    リマだよ:寝るな!!!

    nei:まあまあ二人とも
    nei:叶香は?夏休み何かしたいこととかある?

    リマだよ:はっ!既読が増えてる・・・!
    リマだよ:そうだよかな!かな、海行かない?

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-28 19:54
  •  
    スマホの画面が、接続したパソコンの画面に表示されている。次々に繰り広げられる会話をくすくすと笑いながら眺めていると、突然話を振られてしまった。

    青木叶香:海、いいんじゃないかな?

    ここ数年海に遊びに行っていない。出かけた先で見かけることはあっても、砂浜に足を踏み入れることはなかった。潮の匂いや水底の小さな貝を踏みつける感覚、濡れた肌に張り付く砂の煩わしさ。どれも記憶の片隅にしまい込んで、久しく忘れていたものだ。

    リマだよ:やったーーーーーっ(≧∇≦)‼︎
    リマだよ:ほらほら、あいと、行こうよ〜

    あいと:はいはい

     2人のやりとりに思わずふふっと声が漏れてしまう。まあ最終的に藍人くんが折れるとは思ってたけど。藍人くんはリマに甘いから。というか基本的に頼まれれば断れないのが藍人くんだ。皆の頼れる兄ポジション。わたしもつい頼ってしまうところがある。

    あいと:寧は?いいか?

    nei:いいよ

    寧くんはあんまり発言しない。わたしもそんなに頻繁に発言するわけじゃないから、大体リマのハイテンションに藍人くんが突っ込んでいくというスタイルだろうか。このグループは。

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-28 19:55
  • あいと:ま、お前は青木さんがいいって言ったら何でもいいよなー

    nei:

    あいと:寧ー(´∀`)?

    nei:

    リマだよ:こらこら〜やめときなって(´∀`)

    「っ」
    何か言おうとしてキーボードに手を伸ばすが、上手い言葉が思いつかない。この場では何のフォローをしたって墓穴を掘るだけな気がする。あの2人が徒党を組んだら面倒臭い。
     テーブルの上に置いてあったグラスに手を伸ばし、麦茶を一口含む。冷たい液体が喉を滑り落ちて胃に溜まった。

    リマだよ:あ、そだ!あたしお祭も行きたい!

    あいと:突然だなお前

    リマだよ:来週だっけ?あるじゃん駅前の納涼祭
    リマだよ:行こうよ〜

    あいと:俺川辺でBBQとかしたい

    リマだよ:なんでいつも無視するのかな( ゚д゚)⁉︎

    nei:あ、それいいね

    あいと:だろー?

    リマだよ:ううう・・・ねい君まで・・・
    リマだよ:確かにそれも楽しそうだけど

    あいと:だろー?

    nei:あと普通にカラオケとか行きたい

    リマだよ:定番だね

    あいと:いんじゃね?定番

    画面上では次々と夏休みの計画が立てられていく。

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-28 19:56
  • リマだよ:かなは?行きたいところあるー?

     リマから話を振られて一瞬戸惑う。夏休みに出かけたいところ、か・・・。プール、といってももう海やら川やらが出てるし、かといって山に登りたいわけでもない。花火だってお祭の最後に打ち上げられる。某夢の国、も春に行ったしなぁ。意外と浮かんでこないものである。夏といえば何だろう。夏、夏・・・・・・あ。

    青木叶香:肝試しとか?

    あいと:なぜそうなった

    青木叶香:え

    リマだよ:かなwwwww

     そもそも4人で肝試しってのも微妙か。いいと思ったんだけどな・・・。麦茶のグラスを傾けながらパソコンを見つめていると、その後も新作の映画を観に行こうだの、レジャー施設に行こうだの、様々な意見が飛び交っている。
     不思議なものだ。冬休みが来たって春休みになったって、ここまで心は踊らない。それなのに夏休みという言葉の響きには昔から惹かれるものがあった。何か日常とは違ったことをしてみたい、と。非日常が待っているんじゃないか、と。この暑さに人は浮かされるのだろうか。

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-28 19:57
  •  だが1つ忘れてはいけないことがある。

    青木叶香:えーっと、盛り上がってるところ悪いんだけど・・・

    あいと:???

    リマだよ:どしたの?

    青木叶香:わたしたち今年受験生じゃない?

    リマだよ:(^▽^)え?

    青木叶香:わたしたち今年受験生じゃない?

    リマだよ:

    青木叶香:だから図書館で勉強会というのはどうでしょう

    リマだよ:気づきたくなかった

    あいと:俺は気づいてたぞ
    あいと:気づいた上で目を逸らしていた事実だ

    nei:叶香って本当、突然ぶっこんでくるよね・・・

    あいと:(だけど僕はそんな君のことが・・・)

    nei:藍人

    あいと:すんませんでした_| ̄|○

    nei:よろしい

     わたしたちは高校3年生。受験が待ち構えているからそんなに暇じゃないのだ。今日だって補講があったし、明日も明後日もある。それは当然他の皆も同じわけで。なのに夏はすぐ側で輝いているんだから、憎たらしい限りだ。

    青木叶香:これもイベントのうち、だよ

     今は大変だけど、きっと卒業して何年かすれば、これも愛しい過去になる。そう思えば思い出作りの一環だ。

    あいと:受験生の夏の風物詩だな

    青木叶香:そういうこと

    リマだよ:う、嬉しくない〜。・゜・(ノД`)・゜・。

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-28 19:59
  • 人物紹介&あとがき的なもの

    青木叶香(あおき かなか):高校3年生。

    昨日・一昨日のキャラたちは実は皆友達同士です、はい。
    元々叶香と寧という2人のキャラを作ったところから、藍人やリマ、他にもたくさんのキャラクターが生まれました。わたしの作品の原点にあたる2人です。
    一昨日の作品は2年前の設定でした。ちょっと不器用な寧にはあまり仲間を作ることができなかったんですけど、色々あって今では彼らがいるんですね。でもそれはまた別のお話です。

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-28 21:29

ある夏の日の追憶

お題[パソコン×夏]

外の世界には美しいものがたくさんある。必死に生を謳歌している蝉の声。暑い中、一つの目標に向かって必死に部活に打ち込む生徒たちの姿。地球の力を感じさせるように流れていく純白の雲。それは全てあまりに美しくかけがえのないものだ。しかし、私はその美しさを上手く感知することができない。できなくなってしまった。
私は、ただ薄暗い自分の部屋に引きこもって、延々と意味もなくパソコンに向かっている。ただ何かを生産するのでもなく、時間を空費していく。私にとってはそれがお似合いだ。外の世界のような、上質な美しさ、幸福は私には贅沢すぎるし、上手く消化することはできない。私にとっては、何も変化のない、誰も自分を傷つけることのない、この小さな、部屋という世界が一番好きだ。
時折、部屋の中だけが、本当の世界で、外の世界は全く実態のない空想なのではないかと思うことがある。窓を開き、自分の醜い手を外に差し伸べると、ぱりん、とまるでガラスのように私が窓越しに見ていた外の世界が、脆く儚く砕け散ってしまうのではないかと。それは一種の願望であったと思う。そもそも、自分が生きている部屋という小さな世界の他に、もっと素晴らしい世界があると思っているから、気づいているから、自分と、そして自分の世界に劣等感を抱いてしまう。だったら、他の世界がなければ、劣等感を抱くこともない。

窓の外
男性/21歳/兵庫県
2015-08-28 20:59
  • そういう論理だった。そんなことはもちろん、馬鹿げているし、現実味のない話だ。そんなことを考えることは時間の無駄だ、とも言われてしまうかもしれない。しかし、そんなことを考えていないと時間が余りすぎてしまう。何もすることがないというのは予想以上に苦痛だ。だから、そんな有り余る時間を消化するために、一見とりとめのないことに考えを巡らしている。
    もうわかるかもしれないが、私は俗に言う引きこもりだ。希望を持って入学した高校で、いじめにあい、高校に行けなくなりひきこもりとなった。
    今考えれば不思議だが、その時は、登校しようと高校に近づいていくだけで、心拍数が上がり、足が前に進まなくなり、その場にうずくまってしまうのだ。そんなことを繰り返している内に、両親が気を利かして、無理して高校に行かなくてもいいように取り計らってくれた。それから私のひきこもり生活が始まった。

    窓の外
    男性/21歳/兵庫県
    2015-08-28 22:18
  • それからの生活は、今までに言った通り、非常に退屈なものだった。しかし、いじめからの逃避、身の安全が守られている、ということだけで部屋の中の生活はまるで天国のように思えた。
    ひきこもりはじめて最初の頃は、両親とも時折会話をし、そしてまだ、いつか高校に復帰しようと努力していたように思う。しかし、時間というものは魔力を帯びているように不思議なもので、時間が経つほどに、高校の感覚を忘れていき、そして自分の行動範囲がひどく狭まるようになった。部屋の外さえも出なくなり、部屋はずっとひきこもってパソコンをしている私が形成されていった。親とも会話をしなくなった。するとすれば、簡単な事務的な会話だけだ。
    母が毎日三回部屋の前に置いておいてくれる食事も、次第に簡素なものとなり、ある日を境に、目に余る程少量で質素なものとなった。いつも私のそばにいて支えてくれた親にさえ、見捨てられた。
    「寂しい、寂しいよ」
    私は時々、そんなことを呟くようになった。誰も聞いちゃいないのに。
    私は独りだ。

    窓の外
    男性/21歳/兵庫県
    2015-08-28 22:34
  • 今日もまた、平凡でただ人生を空費しているだけの1日が始まった。パソコンを開いて、いつも通りツイッターや2ちゃんねるやらを開く。しかし、どうしてだろう。全く面白くない。以前はとても面白かったのに。
    もっと詳しく言うと、面白くなくなったというよりは興味がなくなったという方が正確だ。それは、ツイッターや2ちゃんねるだけではなく、この世界全てに。まるでこの世界に執着を失ってしまったかのように。
    「あ~、つまらないつまらないつまらない!」
    私はそう吐き捨てると、窓際の方へ向かった。誰とも会わないせいか、感情をそのまま口に出す癖がついた。これがもし、いじめられているときに「やめて!」とはっきり言えることができたなら、こんなことにはならなかっただろう。しかし、後悔しても無駄だ。もう、遅いんだ。

    窓の外
    男性/21歳/兵庫県
    2015-08-28 22:47
  • 窓の外を見ると、何の変哲もない夏休みのとある1日が流れていた。とてもきらきら輝いているように感じた。私は見るに堪えなくなって、目線を部屋の中に戻した。
    すると突然、視界がまばゆいほどの光に包まれて、全く見えなくなった。
    「何が起こったの?」
    私は意味がわからなくなって、どうすることもできなかった。
    まばゆい光は、すぐにフェードアウトして、また普通の明るさに戻った。しかし、目に映し出されていたのは、いつもの部屋の光景ではなかった。
    殴られる私。蹴られる私。無視される私。お金を取られる私。
    それは全て、過去に受けたいじめの光景だった。
    「やめて、やめて、見たくない!」
    私が声を震わせながらそう叫んでも、いじめの光景はまるで走馬灯のように次々と新しいものに更新され、私を傷つける。
    「やめて、やめて、思い出させないで!心が壊れちゃう!」

    窓の外
    男性/21歳/兵庫県
    2015-08-28 23:00
  • いじめの光景がしばらく続いた後、またもや、視界が白い光に包まれた。それから、光が消えるとそこにはまた別の光景が映し出されていた。
    ある一人の女性が胴上げされている。表情には明るい光が宿っていた。そして、周りを見ると全く見覚えのない場所だった。しかし、なんとなく雰囲気を見る限り、ここは大学のようだ。
    「ということは、合格発表?」
    誰の合格発表だろう。私は不思議に思って、その女性に近づいて行く。どこかで見覚えのある顔だ。誰だろう。
    顔がだんだん見えてきた。その顔が脳にある記憶フォルダと一致した。
    それはいじめの主犯格であった女子だった。私をどん底まで突き落としたあの憎き女だった。
    「なんで、あんな奴が!」
    私は居てもたってもいられなくなり、あの女の方へ駆け出した。もちろん、暴力によって復讐するためだ。あの女は私に気づいていないらしく、無邪気に胴上げされているままだ。

    窓の外
    男性/21歳/兵庫県
    2015-08-28 23:15
  • しかし、あの女のところにたどり着く寸前のところで、視界が白い光に包まれた。
    そしてまた今、視界が元に戻ると、そこは教会だった。
    目の前には、純白のウェディングドレスに身を包んだあいつがいた。
    もう我慢できなかった。
    「復讐の時、来たれり」
    私はそう呟くと、目の前にいるあいつの醜い顔に拳をお見舞いした。
    しかし、あいつがまるで存在していないように、私の拳はあいつの体を通り抜けた。
    「なんでなんでなんで!」
    私は繰り返しパンチをするが、全て通り抜ける。
    しばらく、奮闘している内に、私は思い出した。

    「あっ、そうだ。あの夏休みの日に、私……死んじゃったんだ」

    窓の外
    男性/21歳/兵庫県
    2015-08-28 23:25

天使射怪鳥事 第2.5話

~オーバースペック少女~ (お題 パソコン×夏)
それは、まあまあ遠いような近いような...
それくらいの時間。
広有天子は、この世に生を受けて少したったときから小学校低学年くらいまでとある呼び名で呼ばれた。
その名も、「オーバースペック少女」。
簡潔に説明すると、子供にしてはやけに「語彙が多く」、「理解力はそこら辺の大人を凌駕」し、なおかつ「論理的思考が出来すぎる」子供だった。
これは、怪探部の5人が初めて出会った時のお話。

Key-tower
男性/20歳/長野県
2015-08-28 21:22
  • 色変えぬ松が色を変えるくらい寒い秋のある日、
    怪探部の部長である朝倉八千代の耳にひとつの噂話が入った。
    隣町に「オーバースペック少女」と呼ばれる頭の出来が凄まじい子供がいる、と。
    八千代は早速怪探部の5人を集めてこの話をしてみた。
    この時の怪探部の構成はこのような感じだ。
    朝倉 八千代 (あさくら やちよ・女)
    月ヶ瀬 城陽 (つきがせ じょうよう・男)
    芥川 充 (あくたかわ みちる・男)
    百瀬 蛍 (ももせ ほたる・女)
    富良 玲海 (ふら れいみ・女)
    (因みに、スピリチュアルな能力を全員が持っているのは、朝倉 謀の代だけである。)
    なんとなく、話しをしてみてうまい具合にまとまったのだが、何せその「オーバースペック少女」の行方は、全くもってわからないので、5人で手分けして探してみる事になった。

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-28 22:31
  • 一方、例のオーバースペック少女は、幼なじみである神渡兄弟と話しをしていた。
    「ねえねえ、この間可決された安保法案ってどう思う?」
    「どうおもうもなにも、ぼくにはわからないよ。なあ、サトル。」
    「・・・・・・・・・。」
    「サトルもわかんないってさ。」
    「そう...弱ったなあ。誰にもこの胸の内を打ち明けられない...。」
    「だいじょーぶだよ。いつかうちあけられるよ。」
    因みに皆、この時、齢七歳である。
    ―運命の出会まであと30分。

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-28 22:44
  • 学校から見て東の方角を探すことになった八千代は、幸運を引き寄せる能力を持つ弟のハカリを連れてオーバースペック少女を探していた。
    「ねぇハカリ。これから会うかもしれない女の子はね、ハカリとおんなじような能力を持っているかもしれないよ。」
    「おねーちゃんそれホント!?」
    「かもしれないだけどね。」
    「...ん?...ハカリ、しゃがみガード。」
    「え?...はい。」
    八千代は、飛び掛かってきた女の子を難なくキャッチした。
    「うわっ!始めて防がれた...。(´·ω·`) ショボーン」
    「ふふふ、襲う相手を間違えたね、お嬢ちゃん。」
    「なんでわかったの?」
    「私の能力だよ。私は平行世界を見たり入ったりできるんだよ。私がいつも通り平行世界観測をしてたら君に記憶にイタズラをされた世界線がいくつかあったんだよ。」
    「ふえぇ...よくわかんないけど、すごぉい...。」
    「君の名前は?」
    「ながえ もも。」
    「そうか、ももちゃんって言うんだ。これに懲りたらイタズラなんかやめるんだよ。」
    「うん、わかった。もうしない。」
    「わかったならよろしい。じゃあね。」
    「うん、じゃあね。不思議なおねーちゃん。」
    ―運命の出会まであと15分。

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-28 23:10
  • そして、その時がきた。
    八千代が、平行世界観測で得たデータは、この場所をオーバースペック少女との出会いの場所であると示していた。
    案の定、先刻のながえ ももとの遭遇から15分後、状況が動いた。
    いきなり手を握られた。
    手を握った子供はいきなりこう宣告した。
    「サトルがよんでる、こっちに来て。」
    八千代は内心物凄く興奮していた。
    何せやっと噂のオーバースペック少女に逢えるのだ。
    何故か、手を引いていた子供は手を離した。
    まぁ、そんなことはどうでもいい。
    八千代が連れて行かれた場所には少年少女が一人ずついた。
    八千代はその場所で、なんの躊躇いもなく少女に話しかけた。
    「君が、【オーバースペック少女】こと広有天子ちゃんだね。」

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-28 23:26
  • その瞬間が、
    広有天子、神渡克人、神渡哲と、
    朝倉謀、そしてこっそりついて来ていた永江李の
    初めての出会いだった。






    ―怪探部はサークルとして、ホームページを持っている。
    今月の、と言うか夏休み中のホームページ当番は、
    ハカリとモモである。
    2人は、モモの家でホームページの更新作業を行っていた。
    そんな時に、この話しが出たのだ。
    「まさか、あの時の私の気まぐれな悪戯がこんな腐れ縁になるとはね。」
    「まぁ、そんなこともあるって。」
    「偶然って怖いわね。こんな面倒くさい奴とかれこれ10年近くの関係を持っちゃうんだもん。」
    「俺は偶然だなんて思ってないぜ。お前は
    俺がひきつけた幸運だと思ってる。」
    「えっ...なっ、なんでよ。てか何よいきなり、恥ずかしぃじゃない。」
    「まぁ、そういうことだよ。」
    「もう..ばか。」
    「これからどうなっていくんだろね。」
    「どういうこと?」
    「この部だよ。ほら...この部いくら非公式と言っても毎年入部者がいたじゃん。でも今年はいなかったし、俺らももう三年だし...」
    「大丈夫よ、たぶんあの子達がなんとかしてくれるわ。」
    「それもそうだな、あいつらに任せよ。」


    全ての「怪」には「因」があって、その「因」を暇つぶしがてら「怪探」するのが我らの仕事です。
    ―怪探部初代部長 法帖 敦
    怪探部ホームページより引用

    ~2.5話~完

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-28 23:55
  • ―あとがきがてら謝罪会見―
    ここまで3つお話を書きました。
    頑張ったけど、すげぇ小説書くのって難しいって実感しました。
    でも、この三日間は、人生の中でも結構充実した三日間でした。
    この企画を考えて下さったえかきゅーさんはじめ、ここまで読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。
    この企画がまだ続くのであれば、このお話をしっかりと最後まで書いてみたいと思います。
    (このお話も中途半端な終わらせ方しちゃったし...)

    そして謝罪。
    はじめに注意書きを書くのを忘れてました。
    書かないのも何なんでここに載せときます。
    ・このお話はフィクションです。実在する団体・人物との関係はございません。
    ・作者は東方厨です。
    ・作者はやたら恋愛方面へ持っていったり、キマシタワーを建設するのが好きです。
    ・作者は安保法案に賛成です。(関係ないか...)
    ・多分、終わらす時は突然終わらせます。
    こんな感じですかね。
    はじめにこれを載せずに第二話でショックを受けちゃったりした人がいたらほんとにごめんなさい。
    この場を借りてお詫び申し上げる所存でございます誠に申し訳ございませんでした。

    こんなところかな。
    皆さんの日々に幸多からんことを祈ります。

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-29 00:19

君が一歩を踏み出す夏

お題「パソコン×夏」

最終日ですが、皆さんご機嫌いかがですか。
私は土日も仕事です。しんどいです、眠いです。

そんなわけで、3日目の小説。まだ書いてる途中です!!
twitterで「4500字に収めます」とか言ってた割には無理ですね。
既に6000字です。終わる気配が見えません。これは1日目超えるんじゃない? という感じです。
というわけで、月曜までには全文掲載できるよう頑張る所存です。はい。
夏もパソコンもあまり要素として絡んでこないかもしれないですが、もう気にしません。

最後に。
主催えかきゅーさん、楽しい企画をありがとうございました。
おかげさまで2年半以上ぶりに一次創作作品を世に出すことができました。
リハビリ中でして、キャラクターの個性が埋没しすぎていますし、地の文も以前に比べたら下手くそになってる気がします。
病気が奪っていった、私の趣味。取り返せるよう頑張ろうと思えました。ありがとうございました。

聖花
女性/27歳/富山県
2015-08-28 22:40
  • 『あんたはまたそんなものに夢中になって』
     遠い昔、母親に言われた言葉が脳内に木霊する。誰にも理解されなくて、友人が出来なかったあの頃、自分が心開けるのは、もう一つの世界だけだった。
     だが、母親はそれをよしとしなかった。彼女の目から見れば、それは遊びにしか見えなかったのだろう。調べものなら本を読めばいい、作文を書くなら原稿用紙を使いなさい。非効率だと言ったところで聞き入れはしなかった。彼女は、時代の波に乗ろうとせず、彼女がかつて利用した物を息子に押し付けようとし続けた。それは、現実世界でいじめの種になっていると、彼女は信じようとしなかった。
     流行に乗ろうとして母親に懇願しても、いつも拒否された。それが原因でクラスの中では浮いた存在になり、それが嫌で母親に何度も訴えかけたのに、全て、嘘とみなされた。
     そのくせ友達と遊ぼうとしないため、母親は呆れた。その原因が自分自身にあると、彼女は信じようとしなかった。それでも、父親の説得により、ようやく与えられた一つの可能性、パソコン。
     これでみんなの話についていける、と心躍らせたものの、全て手遅れだった。時代遅れのあいつに付き合うことなんかない、とクラス中、いや学年中で言われていたのだ。こっちまでつまらない場所に引きずり込まれるぞ逃げろ、と彼らは、自分を避けようとしていた。
     だから、もう一つの世界、インターネットの世界に閉じこもるようになった。ここでなら、自分を出せる、一人ではない。毎日のようにその世界で話をした。知らないことをたくさん知った。その時知ったことの一つを、もっと知りたいと思って、必死に勉強して、今、大学へ通っている。
     当然のように家は出た。あんなところにいても、母親と対立するばかりで、心落ち着くことなどなかったからだ。
     一人は気が楽だった。最初は慣れない家事に手間取ったが、今ではもうお手の物だった。もう、あの家に帰ることはないのかもしれない。そう思えば、せいせいした、と思うと同時に、ほんの少しだけ寂しさを覚える。それがなぜかは、どうしても分からない。
     だからだろうか、毎日毎日、暗い表情で図書館にいる女の子のことが気になり始めたのは。

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:03
  •  大学の夏休みは、高校までのそれと比べて非常に長い。アルバイトに明け暮れる者、海外へと旅立って行く者、自動車免許を取得する者など、学生は自分がやりたいと思うことを思い切りやることができる時間だ。
     しかし、彼は違う。パソコンを持ち込んで、市立図書館へと今日も足を運んでいた。
     勉強だけが、彼の友達となってしまったというわけではない。彼は今も、インターネットの世界に没入しているし、アルバイトもしている。
     だが、家に引きこもっているだけというのももったいないのではないか、とふと思ったのだ。とはいえ、大学の付属図書館では、専門書しか置いていないような有様である。となれば、娯楽の本を読むために通うのは、効率の図書館だ。彼の住むアパートから一番近いのは、市立図書館であり、そこで本を読むのが、夏休みの日課となっていた。
     図書館には自習スペースが存在しており、そこに彼は居座っている。パソコンを充電するための電源もあるし、本も読める。読んだ本の感想等をすぐに書くようにしているので、彼が居座るのは必然的に、この自習スペースだった。
     そんな自習スペースに、一人の少女がいる。その少女はいつも制服を着ており、鞄一つだけ持って自習スペースに暗い表情をして居座っていた。大抵はノート類や昔見たような教科書を広げているが、たまに書架から本を持ち出して読んでいるようだった。
     その少女が珍しく、彼の斜め前に座った。その手に大量の本を持って。横に三人座れるテーブルだったので彼女との距離は遠いが、机の中央辺りに本を置いたので、何を読もうとしているのかは把握することができた。
     ……あれは。
     その本の一冊には見覚えがあった。彼が大学の講義で使用した専門書だったのだ。
     ……あんなのを読もうとするほど、頭はいいのか。
     しかし、そこで一つの違和感に気付いた。うず高く積まれている本の中ほどに、薄い本が一冊だけ紛れていたのだ。それはたしか、入門書のはずだ。しかし、彼女はそれを手に取ろうとせず、一番上に置いてある本を手に取った。
     ……おいおい、それはちょっとまずいんじゃあ……!

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:04
  •  思わず立ち上がりかけ、思いとどまった。図書館は私語厳禁である。休憩スペースならまだしも、ここは自習スペース。ここで彼女を制止したら、確実に周りへの迷惑になってしまう。どうにかして声を掛けようと悩み、そして、筆談という手があることを思い付いた。
     鞄からあまり使わないレポート用紙を取り出し一枚切り外す。それをさらに四等分に手で破って、そのうちの一枚にボールペンを走らせた。そしてそれをどう渡すかで、また頭を抱える。
     そもそも、互いに見ず知らずの関係の人間で、しかも異性間でこうして紙を投げて怪しまれないだろうか。誰か人を呼ばれないか、と苦悩する。しかし、目の前の少女は本の内容が理解できないような、難しい表情をしたまま先ほどからページを繰っていない。これは、どういう選択をするのが正しいのか。
     ……えぇい、勇気を出せ!
     ボールペンでコンコンと机を叩く。それだけでは顔をあげようともしなかったので、体を乗り出して彼女の近くで再度ボールペンを叩いた。
     ぱっと顔をあげた彼女の表情は、驚きに満ちていた。ここが図書館という空間でなければ、悲鳴をあげていたことであろう。
     それに申し訳なさを感じながら、先ほどペンを走らせた紙を彼女に差し出した。
    “その本、入門書を読む前に読んだら、意味が分からないと思う”
     顔をあげてこちらを見た彼女は、数度瞬きして紙とこちらを何度も見返す。
     ……やっぱり怪しまれたか。
     内心で苦笑し、二枚目の紙にペンを走らせ、それを彼女の方へと滑らせた。
    “怪しいかもしれないな、ごめん。俺は樋山皇紀。その辺の国立大学の三年生で、君が今読んでるような本を専門に勉強してる”
     そこで彼女もほんの少しだけ警戒を解いてくれたのか、今しがた皇紀が書いたレポート用紙にペンを走らせ、こちらに走らせた。
    “教えてくれてありがとうございます。私は葉山結海です。その、樋山さん、入門書って?”
     葉山の字は、女子らしさのあまり感じられない、少し硬い字だった。黒い髪をお下げにしていて、眼鏡を掛けている。よく見る優等生タイプの少女に見えた。
    “その分野に手を出すときに、最初に手を付けるような読みやすい本のこと”

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:04
  •  テーブルに置かれている本を勝手に取って、その上から三冊目を葉山に差し出した。環境問題のことを易しく説明してくれるような新書である。これを読まないでいきなりハードカバーの本に手を付けようとしたのだから、恐れ入る。
    “す、すみません。こういう本読むの、慣れてなくて。よければ教えてくれませんか?”
    “俺はいいけど……。君は、いいの?”
     大学三年生の男子がまだ制服を着ているような少女とどこかへ行くというのは、周りの視線を痛く感じるのではないかと思ったのだ。そうでなくとも、彼女の表情はいつだって暗い。
    “いいんです。私、勉強したい。親を見返したいんです”
     随分と大胆なことを言ってくるのだと思う反面、その向上心には並々ならぬものを感じる。それは、きっと、かつての自分と同じもの。親なんて嫌いだ、と思う気持ちだ。
    “近くのファミレスに行こうか。ここだと、喋りにくい”
     その紙を差し出すと、少女は荷物をまとめ始めた。最後に、思い出したように携帯を取り出し、何かを入力する。そしてそれを皇紀に差し出した。
    “本、借りてくるので、エントランスで待っていてください”
     重い本を抱えて少女はカウンターの方へと歩き出した。皇紀も荷物をまとめて、立ち上がる。結局、今日中に読もうと思った本は読めないが、その分、普段とは違う休日になりそうだと思う。
     エントランスの、自動ドアの近くの壁に寄りかかっていると、五分としないうちに葉山はやってきた。
    「お待たせしました」
    「うん、行こうか。自転車とかは?」
    「いえ、歩きです」
    「そう。俺は自転車だから、取りに行ってきていい?」
    「一緒に行きます」
     意外にも、葉山ははきはきと喋る少女であった。おどおどとしながら喋るような口下手な少女なのだと思っていたが、そうではないらしい。人は見かけによらないものだ、などと皇紀は思う。
    「葉山さんは、何年生になるの」
    「高校二年生です」
    「へぇ……。まだ、夏休み?」
    「はい。あと、一週間ほどでしょうか」
     二年生と言うと、後期から見て四つは離れていることになる。四年の経験の差というのは、案外馬鹿に出来ないもので、高校までの世界と、そこを巣立った後というのは、世界の広さがまるで違うのだ。その経験が、果たしてこの少女の役に立つのだろうか。

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:05
  • 「大学行きたいんだ」
    「よく分かりましたね」
    「あんなのを読もうとするくらいだし」
     苦笑して、自転車を押し始めた。遠くに入道雲が浮かんでいて、雨が降らなければいいと思った。雨が降ったら、葉山を送っていくことは不可能だからだ。
     ……そこまでする義理はあるのか、俺。
     どうも今日は苦い笑いが漏れ続ける日だと思う。葉山の行動に、そして、皇紀自身の思考に。何もそこまでしてやることはない。この少女との付き合いは、今日限りなのかもしれないのだから。
     五分と歩かないうちにファミレスに辿り着き、店へ足を踏み入れた。迷わず禁煙席を選択し、窓際の席へと腰かける。
    「奢ってあげるから」
    「でも」
    「俺はちゃんとバイトもしてるし、いいよ」
    「……すみません」
     そんなことで謝らなくてもいいのに、と思いながら皇紀もメニューへと視線を落とした。食事をしに来たわけではないので、メニューの後ろの方にあるデザートの方へと目を向け、最初に目についたものに決めた。
     視線を葉山の方へ向けると、彼女はもう先ほどの本を取り出していたため、注文するものを決めていたようであった。
    「押していい?」
    「どうぞ」
     ファミレス特有の呼び出し音が鳴り、程なくして店員がにこやかに声を掛けてくる。右手で合図して、彼女に注文を促した。
    「あ、ニューヨークチーズケーキ」
    「ニューヨークチーズケーキがお一つですね」
     女性の店員は復唱して、皇紀の方に目を向けた。
    「ガトーショコラ。ドリンクバー付けて。あと、彼女の分も」
    「ガトーショコラのドリンクバー付きですね。ニューヨークチーズケーキの方にもお付けするということですね」
    「はい」
    「かしこまりました。以上でよろしいですか?」
    「はい」
    「確認させていただきます。ニューヨークチーズケーキがお一つ、ガトーショコラがお一つ。ドリンクバー付きで。以上でよろしいでしょうか」
    「はい」
    「それでは、向こうにドリンクバーございますのでご自由にどうぞ」
     手元の機械を閉じて店員はその場を去っていく。葉山の方へ視線を向けると、目を丸くしていた。
    「飲み物、取っておいで」
    「私、ドリンクバーなんて」
    「いいんだよ。別に、高いわけじゃないし。暑いんだからちゃんと水分補給しないと」

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:06
  •  荷物番をするためにひとまず葉山を立たせ、飲み物を取りに行かせた。女子らしく時間が掛かるだろうと踏んでいたのだが、そんなことはなかった。オレンジジュースを持って彼女はすぐに戻ってきた。
    「樋山さんもどうぞ」
     ……俺の方が迷うな。
     ドリンクバーも日々進化しているものだ、と感心しつつ、グラスを手に取って氷を入れた。アイスコーヒーを選択し、黒い液体が機械から注がれる。それを持って席へと戻ると、葉山は先ほど教えた入門書を手に取っていた。
    「環境問題のことを勉強したいの?」
    「……別に。そんなことではなくて。ただ、興味があっただけです」
     へぇ、と相槌を打ってコーヒーにミルクを入れ、ストローでかき混ぜた。黒と白が溶け合って、綺麗な茶色へと変化する。口に含んで飲み下すと、苦みが頭を覚醒させるようだった。
    「勉強したいんだったら、高校の勉強でいいんじゃないの?」
     親を見返したい、と葉山は言った。その気持ちは分かるが、しかし何も専門書を読まなくてもいいのではないかと思うのだ。親を見返すのなら、学校のテストで一位になればいい。たったそれだけのことだ。何も、大学で学ぶような知識を仕入れる必要はどこにもないのだ。それが好きではないのなら、尚更。興味があるくらいなら、インターネットで垣間見るくらいでいいだろうに。
    「目の前のことに囚われていたら、モチベーションが上がらないでしょう」
    「……まぁ、たしかに」
     その気持ちには覚えがあった。近い目標のことに囚われすぎて、もっと先の、もっと大きな目標を見失いかけたことが、皇紀にもあった。高校の勉強なんてそんなことばかりで、テストの点数に囚われすぎて、勉強が苦痛だと感じたことがある。
     学ぶことの本質は、そんなところにはない。実力を計るなんて、無意味なのだ。自分が未だ知らない知識を知って、それを楽しいと思うことこそが、学びの本質だと、皇紀は大学に入って初めて実感した。それを、もう既に分かっているとは、葉山はなかなかの実力者なのだろう。
    「知らないことを知るのが、楽しくて。でも、スケールが大きいのは、やっぱり駄目ですね。どの本から手を付けていいか、分からないです」

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:06
  • 「同じだよ」
    「え?」
     大学に入って専門書を読むことが増えた皇紀は、それなりに本の読み方というものを理解しているつもりだ。いきなり分厚い本に手を出したい気持ちはよく分かる。しかしそれは、高度に専門的すぎて、何が書いてあるのかさっぱり分からないことが多いのだ。特にそれは、理系の学問に顕著である。
    「薄くて読みやすそうな本から手を付けるんだ。どの学問でも、それは同じだよ。葉山さんは、いろいろ読んでるんじゃないの?」
     葉山は気付いていないかもしれないが、皇紀はこの休みの間、図書館に行くたびに彼女の姿を見ていた。何を読んでいるかは定かではなかったが、彼女は来るたびに読んでいる本を変えていたのだ。そして、今の発言。間違いなく、葉山は環境問題以外の本も読んでいる。それも、かなりの数で。
    「今までは、文系の学問の本を読んでいたんです。歴史とか、社会学とか。でも、どれも強烈に引きつけられるものが無くて。だから、理系の本に手を出したんです」
     皇紀が思っているよりも、彼女は貪欲なのだろう。皇紀が教えるようなことは何もないのではないだろうか。彼女は、もう、十分本を読んでいける。大切なことは今しがた皇紀が伝えた。
    「お待たせいたしました」
     店員が、注文したケーキを運んできた。どうやら先ほどの店員と同じだったらしく、何も言わずともそれをテーブルに置き、伝票を置いて去って行った。
     フォークを入れ、口に運ぶ。ここで少し、クールダウンと行きたいところだ。否、正確には、皇紀が知りたいと思っている所にナイフを入れる、と言うべきか。
    「葉山さんは、親が嫌いなの?」
     その瞬間、彼女の表情が固まったのを皇紀は見逃さなかった。思春期の少女にとってありがちなことだとは思う。皇紀も高校生の頃、親は大嫌いだった。
    「……人の趣味にケチ付けるような人を好きにはなりたくないです」
     その瞳に宿ったのは、憎悪。彼女は、一体何を疎まれているというのか。彼女の救いすらも打ち砕くような、そんな否定でもされているのか、と皇紀は思う。
    「趣味って?」
    「私、インターネットの世界に夢中なんです」
    「掲示板とか? ブログとか?」
    「そんな感じです。でも、ネットゲームのチャットが一番多いかな。ネットゲームって言っても、遊んでるよりかは、チャットしてる時間の方が長いですね」

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:07
  • 「それは分かるな。俺もそうだし」
    「そう、なんですか?」
    「そうだよ。今はやってないけど」
     皇紀も、高校時代、よくやっていたのは、ネットゲームだった。一人でも遊べ、仲間とも遊べるゲーム。そんなものに、当時は夢中だった。時間の経過とともにあの頃の仲間には会えなくなり、皇紀自身もその世界を去ってしまったが、あの時間は、かけがえのない思い出であった。
     その時間を否定する母親が許せず、ゲームをせずに調べものやレポートを書いている時でもパソコンに向かっていることを許容しない母親が疎ましかった。葉山はどのようなことを思っているのか、それを皇紀に推し量ることは、この会話だけではできなかった。だが、同じようなことを思っているならば。
    「俺も、ゲームの世界に没頭してた。それで、親にうるさく言われたんだよ」
     そんなものに夢中になって。母親が口癖のように皇紀に浴びせた言葉だ。皇紀はそれが嫌だった。ここにしか居場所を与えなかったような親に、その居場所を否定された心地がしていたからだ。
    「それで、母親なんて大嫌いになった。だから、家を出て、大学に入学たかった。それで、興味のあった環境のことを学べる今の大学に入学した」
    「……私も母が嫌いです。私が遊んでいるのを見て、勉強できないと否定するところや、どれだけ頑張っても認めてくれないところが、嫌いです。大学になんて入れないって思ってるから、大学に入ってやります」
    「はは、それはまた、すごい動機で受験するね。それで? 専門書を読んで感想は?」
    「まだ文系のものしか読んでないですけど……。こんなこと学んで、何が楽しいのかな、って。心理学は、新しいことを知ったり、自分で検証することが出来る幅が広いから面白いと思いましたけど、それ以外はあまり……」
     人文学系、経済学系の講義も一年生の時に一般教養として受講する義務があるので受講したが、どうにも馴染まなかったことを思い出す。特に歴史なんてものは顕著で、この研究の何が面白いんだと首を傾げたほどであった。やはり、自分で考え、実験し、それを纏める方が面白いと思う。もちろん、まだ知らない知識を広く集めることも、楽しみだった。
     それを思えば、葉山は皇紀と同じように理系の学問を学んだ方がいいのかもしれない。

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:07
  • 「葉山さんは、文系? それとも理系?」
    「あ、私、数学苦手なので文系に進んじゃったんです」
    「でも、大学で文系のことは興味持てないんだよね」
    「はい……」
    「じゃあ、思い切って独学で理系の勉強してみたら? 葉山さん、勉強できそうだし」
    「で、でもっ、私本当に数学ダメなんです!」
    「それで逃げるのは、勿体無いと思うけどな」
     こうして足しげく図書館に通って本を読んでいるくらいだ。勉強することが嫌いなわけはないだろう。いや、好きだとは言えないか。彼女の口からそれを聞いたわけではないし、親を見返したいから頑張っているだけかもしれない。
     文系の勉強が好きならば、そんなことを提案しようなどとはとても思わなかっただろう。だが、彼女はそうではなかった。図書館にある本を読んで、彼女は合わないと感じたのだ。
     高校二年生の夏。今ならまだ、独学で勉強しても遅くはない。まだ間に合うだろう。人よりも一教科多く学ばなければならないが、その労力の果てに得られる対価は、彼女を満足させるものではないだろうか。
    「学校の先生を味方に付けることはできない?」
    「そ、それは大丈夫です。でも、今から理転するなんて言ったら……」
     彼女はひどく躊躇しているようだ。そうだろう、一度選んだ進路を覆すのだから。だが、一度選んだからもう引き返せないとは誰が決めたのだろうか。高校を選び直す、ということならばもう引けない選択だろうが、これは違う。数ヵ月の遅れを取り返すだけなのだ。一度道を引き返して、別の道に走り出すことを、悪だとは思えない。
    「それで、楽しくもない勉強をするのは、絶対後悔するよ。どうして、あの時やり直さなかったんだろう、って」
     葉山は顔を伏せた。彼女は一体、何を考えてくれているだろうか。皇紀は再び、ケーキに手を付ける。
     こんなに難しい話をするつもりはあまりなかったのだが、当初の考えに反して、彼女を追い詰めるような話をしてしまっているかもしれない。皇紀自身が、彼女に過去の自分を重ねているせいもあるかもしれなかった。親を拒絶する彼女が、あの頃の自分に重なって見えていたのだ。
     故に、彼女には、後悔しない選択をしてほしいと彼は願う。

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:08
  •  そうして、二人の間に沈黙が流れた。それは、ひどく重苦しいもので、皇紀は途中で飲み物のお代わりを取りに行こうと思ったくらいだ。しかし、ここで席を立ったら失礼になるのではないか、と自制した。
    「樋山さんは、数学はできますか?」
     考え込ませてしまったのを謝罪しようとしたところで沈黙を破ったのは、葉山の方だった。
    「まぁ、それなりに」
    「化学は?」
    「それは、専門領域に含まれているから」
    「じゃあ、私に教えてください」
    「……初対面の人間、そこまで信用していいの?」
    「樋山さんは悪い人じゃないって、思いますから」
     その瞳には、はっきりとした覚悟が浮かんでいた。彼女が歩んできた道を引き返し、新たな道を歩むという決意の、覚悟だ。
    「条件があるけど」
    「なんでしょう」
    「学校の先生には、必ず理転することを伝えること。俺だけじゃあフォローできる自信がない」
    「……言えば、教えてくれますか」
    「俺は、教えるの苦手だよ」
    「合うかどうかは、やってみないと分かりません。合わなかったら、話を聞いてもらうだけでもいいです」
     もう、葉山に引く意志はないようだった。彼女は、皇紀が示した、道を引き返すことを選択した。道を示したのは皇紀だ。年上として、道を示した者として、彼女を導くのはある種の義務とも言えるだろう。
    「分かったよ。でも、今は連絡先は教えない」
    「どうしてですか」
    「言っただろ、初対面って。このご時世だ。初対面の、何も知らない人間と連絡先を交換して、危険に巻き込まれない保証はできない。俺とそんなことをして、他の人にもそんなことして何かあったら、俺が後ろめたい気持ちになる」
     呆気にとられたような表情をした後に、葉山は笑い出した。皇紀が言ったことはそんなにおかしかっただろうか、と首を傾げると、彼女はまだ笑い混じりながらも、言葉を紡ぐ。
    「樋山さんって、勇気があるんだかないんだか、分からないですね」

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:08
  • 「……そう?」
    「そうですよ。突然話しかけてファミレスに誘って、進路のことをズバっと言ったのに、いざ私が歩み寄ろうとすると逃げ腰になるんだもの」
     言われてみればその通りだった。そこで日和るのは、逃げたも同然の行為だったかもしれない。まだ高校生である葉山にそれを指摘されるのは、自分が情けないことだと言われているようで恥ずかしかった。
    「葉山さんは、夏休み以外には図書館には行かないの?」
    「いえ、結構行ってますよ」
    「じゃあ、一ヶ月だ。大学の夏休みは来月末までだから。一ヶ月経って挫けなかったら、連絡先を教える」
    「約束ですよ」
     葉山は笑う。なぜ、ここまで皇紀に執着するかは分からなかったが、執着されることは、悪いことではないかのように思われた。
     この約束で、一ヶ月は彼女と共に同じ時間を過ごすことになるだろう。本当は、いろいろと言いたいことがあったのだが、時間ができた。一ヶ月という時間があれば、皇紀が伝えたいことも、いずれ伝える機会はあるだろう。
     ……どれだけ、親が嫌いでも。
     その気持ちは忘れてはならない。今の自分が、こうして自由に振舞っていられることを、存在できることを。どれだけ嫌いでも、その気持ちを忘れるな、と葉山にはきちんと伝えねばならないだろう。
     そうでなければ、彼女は本当の意味で前には進めないだろう。親を見返した後の、未来を彼女には歩んでもらわなければいけないのだから。
    「それじゃあ、次会う時は、俺が高校の時使ってた教科書持ってくるよ。今、こっちに持ってきてるから」
    「ありがとうございます! 楽しみにしていますね」
     これから始まる一ヶ月は、葉山にとっては辛い事の連続になるだろう。だが、それでも、喰らいついてくるのならば、きっと、彼女は目標を達成することができるだろう。
     その助けが少しでもできればいいと、皇紀は葉山を見て心から感じた。

    End.

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:09
  • あとがき。
    3日間、お楽しみいただけましたか?
    この作品だけ全文が掲載されなかったので再チャレンジです(笑)。

    基本的には、こういう穏やかな話を書く人間ではなかったのですが、親スレに書いたように、病気が奪っていった趣味なので。
    3年前、うつ病になりました。その中でも、必死にしがみついて、泣きながら、迷惑かけながら、怒られながら、作品を書いたことを覚えています。
    残念ながら、それが最後になってしまいました。それ以降、書けなくなって、何もしたくなくて。7年やってきた創作活動だけじゃなくて、小説すら読めなくなった。そんな時期がありました。
    1年前、やっと少し書けるようになって、二次創作活動に手を出した時、好きなお話を書くのではなく、スキルアップを目指しました。

    もともと、ファンタジーやバトル物を書くのが好きですが、設定過多で書けないんですね(苦笑)。だから、スキルアップを選んだのですが。
    まだまだ、修行不足だな、と思ったと同時に、まだ上を目指せると感じることが出来ました。

    読み専のあなたで、書きたいと思ってる方へ。
    私は、小学校6年生の時にお話を書きはじめました。どうしても、妹に勝てる才能が欲しくて。でも、始めると書くのが楽しくて、ずっと続けてきて、10年になります。
    最初は、人に見せられないような物でした。誰だって、最初はそうです。
    でも、楽しければ続くし、絶対うまくなる。友達に見せて感想を貰えれば、嬉しくなってもっと書きたくなる。私は、そうやって上達してきました。
    だから、もしも、書きたいと思っているなら、自分の頭にあるものを勢いだけで一度書いてみてください。

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-31 19:18

お題発表

小説企画のお題を発表したいと思います!みなさんからいただいたお題を紙に書き写して四つ折りに→瓶に入れてフリフリ。ランダムに選んだお題がこちら!どーん!

8/26(水) ファンタジー×バンド
8/27(木) アイスキャンディー×空
8/28(金) パソコン×夏

です!!
以上に決定するのでお願いします。1日のみの参加でも3日通しの参加でも構いません。たくさんの方のご参加お待ちしてます〜。
あとごちゃつきを避けるために投稿時間の指定をしてたんですが、よく考えたら学校掲示板ほど書き込み数ないですし、時間指定なくても大丈夫ですかね?

えかきゅー
女性/23歳/東京都
2015-08-21 19:37
  • 成功をお祈りしてます!

    あったかむぎちゃ
    男性/19歳/群馬県
    2015-08-21 21:32
  • 了解です! 頑張って書きますね!
    初日がなかなか難易度高いなー、と思いながら見てました。
    できるだけ3日間参加できるよう、今から頑張ってきます!

    聖花
    女性/27歳/富山県
    2015-08-21 22:02
  • 小説企画のまとめ作らせて頂きます。
    突然すみません…

    あったかむぎちゃ
    男性/19歳/群馬県
    2015-08-21 22:06
  • 聖花さん:ですよね!あのお題見た時、自分で引いておいて「・・・は?」ってなりました(笑)わたしもできるだけ3日通しで投稿する予定なので、お互い頑張りましょう!

    あったかむぎちゃくん:応援のお言葉ありがとうございます!嬉しいです!えっと、小説企画のまとめとは?

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-21 22:59
  • あったかむぎちゃくん:あ、すいません。まとめの意味理解しました(たぶん)。いやー、リニューアル後のシステムについていけない(笑)

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-22 00:35
  • ついにですね!!
    頑張りますよ!
    まぁ、でもまだ小学生なので、少しおかしいところがあるかもしれませんが・・・・
    あと、もしかすると、27と28は、都合によって出来ないかもしれません。(ToT)
    残念です。
    でも、まだ決まったわけではないので!

    マオまおキャンディー1本百円!
    女性/15歳/香川県
    2015-08-22 13:33
  • えかきゅー様:この企画の経緯について、初めてこの掲示版を見た方でも分かるようにまとめたのですが、まだ確認中のようです…

    あったかむぎちゃ
    男性/19歳/群馬県
    2015-08-22 18:49
  • すいません、一つ質問です。
    この企画で書く小説の登場人物とか世界線の設定とかを全部リンクさせて、話としては独立してるけど物語としては繋がっているみたいな事をしてもいいでしょうか?

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-24 13:27
  • マオちゃん:ですね〜、ついに!です!多少おかしなところがあっても大丈夫。むしろ小学生の方からの参加希望があるとは思ってなかったので、嬉しいです!当日頑張りましょうね!

    あったかむぎちゃくん:わわわわわっ!まとめができてる!ありがとうございます(泣)!おかげさまで見やすくなりまして・・・嬉しいです(*^^*)

    Key-towerくん:返答遅れてすいません。OKです!わたしも自分のオリジナルキャラたちの世界を使うので、世界は全てリンクしているという前提(同じキャラや場所が出るかわかりませんが・・・)で書きます!

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-25 19:19
  • えかきゅーさん:返事ありがとうございます!
    お陰で物語の基盤は出来上がったので
    後は僕の全厨二妄そ...ゲフンゲフン
    全想像力で頑張ってやっていくので
    これからずっと宜しくお願いします!

    Key-tower
    男性/20歳/長野県
    2015-08-25 20:25
  • Key-towerくん:いいじゃないですか、厨二的な(笑)楽しみにしてます!こちらこそよろしくです〜。

    えかきゅー
    女性/23歳/東京都
    2015-08-26 16:40
(参考)お題の一覧。