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3.11

「あの日」から8年。当時私はまだ小学4年でした。高2になった今でもあの日の事は鮮明に覚えています。
体育の授業の後、教室に戻って着替えている途中でした。「地震!!!!」というクラスメイトの声で急いで机の下に隠れました。すぐ揺れは収まると思ったのですが、勢いは増すばかり。もう何が起こっているのか分かりませんでした。棚に入っていたものは全て落ち、教室のテレビは窓の前にあったのに反対側のドアまで移動していました。もの凄く怖かったです。
幸い私の住んでいるところは内陸部の少し山のようになっている所だったので津波の被害は受けませんでした。通っていた小学校は山の上にあり、帰りには綺麗な水平線が見えていました。
でもあの日見たものは全く違うものだった。どす黒い煙がもくもくと立っていて、今思い返せばちょうど津波に襲われていた時間でした。実際に津波に巻き込まれなかったけどあの光景は忘れられる事はできません。
そして夜の満天の星空。あんなにたくさんの星が輝いているのは見たことがありませんでした。天の川まで見えていました。あの空を見たからこそ、震災を乗り越えよう!と思えたのかもしれません。

東日本大震災は絶対に風化させたくない。
もう二度とあんな無残な光景見たくありません。被害は受けないようには出来ないけど、被害を減らす事は出来るはずです。

この思いが伝わりますように