涙の理由
記憶にある中で一番最近泣いたのは、恩師の死を知ったとき。
僕は小さい頃祖母の影響で近所のキリスト教教会に1週間に1度行っていました。
そこで出会った牧師さんが恩師です。
キリスト教の教えを通して僕にいろんなことを教えてくれました。
いつからか、行かなくなってしまいましたが、それでもあの頃の話は今も忘れずに心の中にあります。
しかし、それは突然でした。
牧師さんの死は祖母から聞きました。
癌でした。
ショックでした。
会えていなかったけれど、祖母から僕を気にかけてくれていることを聞いていたから。
まだあの頃のことを生きる糧にしていたから。
今はもう立ち直っていますが、時々夢に牧師さんが出てきます。
「主我を愛す 主が強ければ 我弱くとも 恐れはあらじ」
牧師さんから教わったことで一番覚えている言葉です。
何も恐れることはない。そう教えてくれました。
天国の恩師は今でも僕の中に確実に生きています。