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緊張は練習の量で拭ってください!

もうOGで、高校3年間の話ですが、放送後記を読んでいてもたってもいられなくなったので書きこまさせてください。
私はちょうど7年前に応援LOCKSの逆電で出させていただきました。当時、高校に入学して小学生の頃から憧れていた応援同好会(チアリーディング)に入部したばかりで、生徒を応援する側になったばかりの私をとーやま校長とやしろ教頭が応援してくれました。
あれから沢山イベントに出てパフォーマンスをしていましたが、部内で色々あり同級生が半分退部。そしてそのタイミングで震災が起きました。
体育館は避難所になり、広範囲で被害を受けた為イベントは中止・自粛。練習もしばらく外でやっていました。私自身も避難して部活に出られない時期が続き、退部を真剣に考えたこともありました。また、人数が多かった一つ上の先輩が引退した後、私達と後輩合わせて7人しかいなくて、部の存続が危ぶまれた時期がありました。
その度に録音した応援LOCKSを聴いていました。初めてのイベントを前にして緊張する私に教頭が「緊張は練習の量で拭ってください!」と言ってくれて、その言葉に何度も励まされて、頑張ろうと前を向くことができました。イベント前にはホワイトボードにこの言葉を書くこともありました。それから少しずつイベントに出演したり、高校野球の友情応援で甲子園に行くこともできました。さらに新入部員が沢山入って震災前と同じくらいの人数になりました。そして、小学生からの''応援同好会のチアになる''という夢を最後までやり遂げることができました。
高校を卒業した今もその言葉を御守りのようにして頑張っています。ある日、新聞を読むと応援同好会がチアリーディング部に昇格したという記事が載っていました。もちろん一番は今所属して頑張っている後輩達のおかげでもありますが、伝統を震災で途絶えさせないで良かったと思いました。すごく嬉しかったです。
私を応援してくれた応援LOCKS、本当にありがとうございました。最後まで、そしてこれからも沢山の生徒を応援し続けてください!