表示件数
0

涙と安心感

3月15日卒業式
3年間共に泣き、笑いあった友達との別れを惜しみながらも卒業式にのぞみました。
私の行っていた中学校の伝統は【合唱】
日々の合唱ももちろんの事、毎年卒業式での合唱は来賓からも期待されるほどの良い合唱をしてきました。
今年の卒業生の私達は市内で一番人数が少なく、後輩達の学年は100人以上に対し私達は100に満たないほどのとても小さな学年でした。
そんな私達は、先生達からも呆れられるほど「ダメな学年」でした。

卒業式の合唱。
後輩達が歌っていた曲は、去年の卒業式に私達が歌った曲。
前奏が始まった瞬間に自然と涙が溢れてきました。
「しっかり伝統が引き継がれていってる」
「こんな自分達の為に必死で練習してくれてたんだ」
「嬉しい」「懐かしい」「寂しい」「怖い」
たくさんの感情と思い出が涙と共に溢れ、その合唱に聞き入りました。
後輩達の合唱と呼びかけが終わり、私達の呼びかけになりました。
呼びかけ中に合唱を3曲。
私達は「ダメな学年」といわれてましたが、良い合唱ができる学年でした。
しかし皆泣いてしまい、グダグダになってしまったのが心残り。
でも、私達の合唱を聴いて後輩・先生・来賓・保護者が泣いてるのを見て、良い合唱ができたなと思えました。
最後の全校合唱。
後ろから聴こえる後輩達の声
枯れそうなほどの声で後輩達は私達の背中を押すように歌ってくれました。

【合唱】【歌】
私達の学校にとっては無くてはならないもの
合唱がこれから先身近ではなくなってしまう
しかし、私達は伝統を引き継ぐことができた
この安心感から涙が溢れたのだと思います。
ものすごく長文になりましたが、一生忘れる事のできない思い出になりました。
後輩達の思い・中学校での思い出と共にこれから先の未来に安心して進んでいこうと思います。