ほんとはね 貴方とずっと一緒がよかったよ でもね、わたしと一緒にいると 貴方がなんだか悲しそうだから 貴方の夢が叶わないから わたしは 貴方とさよならした 引き止めてくれたけど わたしは黙った 最後に泣き顔なんて見せたくないから
周りにいる友達 自分と同じなんだと思ってた でも違った 全然遠い場所にいた どれだけ走っても追いつけないくらいに 自分だけが取り残された気がする なんだよ みんなもうそんなに遠くにいたのかよ もう追いつけなじゃないか とても惨めじゃないか 自分は必死でみんなと同じように振る舞ってるだけだ ホントは取り残されていたんだ そう思った冬の午後
君に会えてないから 鏡を見て変に涙が出た ねえ、大丈夫? 会いたい喋りたい泣きたい笑いたい抱きしめられたいしがみつきたい包まれたい愛されたい君が好きだから好きなのに好きだけどどうしてどうしてどうしてどうして… 大丈夫だよ 今日も素直になれなかった
ゆめは 声に出さないと消えてしまう
≪1ページ目≫ 疲れた ≪2ページ目≫ ダルい ≪3ページ目≫ ぐぁあ ≪4ページ目≫
「聞いてよー」 「どしたの?」 「この前さ、ゆまが成績悪いのボヤいてたからさ、だったら努力しろ!って言ったわけ」 「うん」 「そしたらゆまさー、なんかやる気出しちゃってさ、バカのくせに頑張って勉強とかし始めちゃって」 「うん」 「あたしより成績良くなったの」 「ふーん」 「なんだろうな…この感じ」 「うーん…あ、わかった」 虚しいんだね。
二人になると話せなくなる自分が嫌いだ。
落ちこぼれを名乗るほどの努力をしてなかった
天才や秀才よりも多才がいい
ゲームばかりしてしまう俺が、嫌いで。 知ることが好きな俺が、結構好きで。 作り笑いで距離を保つ俺が、惨めで。 心から笑える俺が、楽しくて。 面白みのない俺が、残念で。 思わぬところで笑いをとる俺が、嬉しくて。 何もできない俺が、無様で。 そんなことを考える俺が、不思議で。