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寝れなくて

幼稚園の時運動が苦手な私は運動会の前の日にかけっこが不安で不安でないていた。
そんな時お母さんがうさぎのヘアピンをくれた。
それを付けて走ればうさぎみたいに早く走れるよ!!!って励ましてくれた。結果は2位だったけどドベしか取ったことない私は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。今そのヘアピンはどこにあるのだろう。

小学校3年生の時に私は同じ市内にあるあとひとつの小学校に転校した。お父さんの仕事の関係で引っ越したから。友達ができるか怖い。転校したくない。そんなこと思いながらもう寝たお父さんに寝れないって泣きながら起こしに行った。キセなら大丈夫だから。お友達できるから。お父さんも職場とか変わって不安だけど一緒に頑張ろう。って言ってくれた。お父さんも不安なんだ。おとなでもそういうこと思うんだ。そう思いながら寝れるまで隣にいてくれた。転校する前の小学校の友達は元気かな。

私は今なにがしたいんだろう。幼稚園の時は道に咲いた花ひとつひとつにかわいいな、きれいだなと思っていたし小学校の時は家に帰って手洗いうがいなんてせずにゲームを開いてたのに。時間に追われている。しなきゃ、こうでなきゃ、私はこうだから、こういう人間なんだ。昔の私ならどうしていただろう。昔の私に戻りたい。昔気づけなかった幸せを感じたい。将来なんて考えずに子供でい続けたい。友達とずっと一緒にいたい。おばあちゃん、お父さんお母さん妹とずっと一緒にいたい。夜が明けて欲しくない。今が嫌なわけじゃない。すごく楽しい。
ただ、あの頃を忘れてしまうのが怖いだけなんだ。