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自分の個人的な考え方 第2回 自分のこと

俺は物心着いた時にはもうほんとに軽度だけど、障害者だった。
それは、なんと幸運なことに神様は俺に先天性の病気をふたつもさずけてくれた。その病気のおかげで俺が普通に話しても、理解できるのは姉だけだった。でも別に困ることは無かったけど、母がよく話してくれた。手術して久々幼稚園の友達に会うと言われてた。昔は英語喋ってるみたいで分からなかったけどホモサ君の言ってること分かる。母にしたらなんの毛無しの言葉、でも少しだけ針で刺されたような感覚が残った。
昔から、病弱なこともあり大切に大切に育てられた。でもそのおかげで人に甘える人間になってしまった。それに気づいてからは自分で生きなきゃと頑張ってるけど、なかなかそのくせは治らない。
健康に気をつけろとよく言われる。でも俺は思うんだ。長生きすることが目的な人生って何がいいんだろうと俺は思う。
長生きを手段にしないかい?じゃなかったら死ぬ時後悔するかもしれないぜ。俺は確実に後悔する。
就活を今してると、またこの現実が突きつけられる。もし就活がダメでも、みんなみたいにバイトしながら自分の夢追うことも難しい。金がなけりゃ生きていけない。肉体労働もきついだろう。正職になるのが大変なのに、正職にしかなることは出来ないという大きな壁。だったら障害者雇用で働けばと思うかもしれないが、それを使うほど俺は体が不自由ではない。もっと使うべき人がいるんだ。
俺のやりたい人を笑顔にする人生は出来ないのかい?
それでも俺は生きていけるのかな?いいや。おれはそんな人生真っ平御免だ。
だから目の前に人ひとりでも笑顔にできるよう、死にたくなる現実で何回も逃げるけど、結局立ち向かってるんだ。
みんなは自分に対して何を考えてる?