太陽みたいに、みんなを照さなくていい。 月のヒカリのように、1人で戦っているあなたを優しく照したい。
「月が綺麗ですね」 ただ本当に月が綺麗だったから言ったけど 君がそんな顔するから言葉の奥を考えてしまう 空の月はほんとに綺麗なんだ 丸い光の下の君が綺麗だから
京都に旅行へ行った 恋人でもないきみと △ ふたりきりの時間は 静かにながれてゆく ▽ ぼくらあくまで友人 ずっとそれでいっか △ そう言えるほどぼく もう子供じゃないよ ▽ 頬張る八ツ橋が口に まだ残るうちに接吻 △ 羞恥心は餡子で溶け 甘さはニッキで抑え ▽ 驚いたきみの瞳孔は ブラックホールかな ▲ ぼくには解らぬ領域 そんな世界が愛しい ▼ 無意識に握った両手 今夜はもう解かない ▲ 京都にぼくときみと ブラックホールだけ
あんなふうに抱きしめたことが 私に意識させるためだとしたら その作戦は成功しているかも