目の前の壁は高く、厚かった。しかし、幅は無かったので、横を通るのは容易かった。 その先にまた壁があった。それは厚く、幅広かった。しかし、低かった。上を乗り越えるのは造作も無いことだった。 その先に更に壁があった。それは広く、そして高かった。しかし、軽く叩いてみたところ、厚さは大したものではなかった。人間が素手でも壊せるほどのその壁は、無いに等しかった。 その先に、またもや壁があった。その壁は、高く厚く、そして幅広かった。 しかし三枚の壁を越えてきたその腕には、爆薬が十分な量抱えられていた。
食べる。そして食べる。また食べる。美味かった 美味しかった。本当に美味かった。 ごちそうさまでした。