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あの日、SEKAI NO OWARIがそばにいてくれた。

私は高校生の頃、軽音楽部に入っていました。でも、元々私以外のメンバー三人が仲が良かったこともあって上手く馴染めず、一人が辞めたことで一年ほどで自然解散し、全員退部しました。スタジオ練習が無くなったことを自分だけ知らされなかったり、文化祭準備や交流会の時に自分のバンドは私しか来ていなかったり、退部する時に他の二人は相談し合っていたらしいのに自分は何も知らなかったり、今でも当時演奏していた曲を聴くと思い出して苦しくなって逃げ出すほど辛い思い出です。
それでも、SEKAI NO OWARIのプレゼントがそばにいてくれました。馴染めなくて1人だったあの頃、帰り道に毎日のように聴いて「ひとりぼっちにさせないから大丈夫だよ」という歌詞に救われていました。思い出して苦しい時、「いま君のいる世界が辛くて泣きそうでもそれさえもプレゼントだったと笑える日が必ず来る」という歌詞を信じてなんとか起き上がる事ができました。
まだ思い出すと辛くて泣きそうで、プレゼントだったとは思えないけれど、いつかそう思って笑える日が来たらいいな、とこの曲を聴く度に思います。ひとりぼっちだった私を救ってくれて、いつか笑える日が来ると希望を信じさせてくれて、そばにいてくれて、ありがとうございます。