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無題

1週間会わなくたって
別にへいちゃら 寂しくないわ
だけど11日目くらいから
決まって胸が きゅうっとするから
ちょっと飽きたなって思うけど
週末はずっと くっついていて欲しいなぁ

7

僕たちの永遠は「ら」から始まる

窓から射し込む強光が閉じた瞼に痛くて、僕は思わず目を覚ました。覚束ない視界で辺りを見やれば、シーツに無数の錠剤。胸に冷たい温もり。サイドテーブルのデジタル時計は午後十一時五十三分を指している。

日付が変わるまで、・・・超ド級の隕石と地球がハグを果たすまで、あと七分。今日の終わりはこの世の終わりだ。世界はこのまま明日を迎えることなく、海と空と骸のミックスジュースと化す。

マジでか。もはや他人事のように呟く他ない。いがつく喉からこぼれた声はカスカスで、・・・笑い上戸の君に聞かれなくて良かった。僕は両腕で大事に閉じ込めていた彼女の身体を抱き直す。氷のようだ。だってこの娘はもう息をしていない。

一緒に、一緒に死ぬつもりだったのに。



一足先に、神様をボコボコにしに行こう。言い出しっぺは、どっちだったっけ。要は僕も彼女も、通り魔(いんせき)なんぞに恋人を殺されるのは真っ平だったのだ。

シートから錠剤を押し出しては口に含み、口に含んではキスを交わした。痺れる指と震える唇はやがて、真珠玉のようなそれを取りこぼしていく。吐息に色をつけただけのような声で、彼女は笑った。「泡になった人魚姫みたい」。―――そんなの、今の君の方がずっと。なんだか胸をじんと痛ませながら僕も笑って、重い瞼を閉じる。

きっと世界で一番の恋をしていた。

さよなら、



男の身体には薬の量が足りなかったのだろうか。回りきらない頭で考えながら、すぐそこまで迫り来た轟音から逃げるように身を縮めた。吐いた溜め息は程なくして嗚咽に変わる。一人で最期を迎えるのがこんなにも怖くなるくらい、君のことが好きだった。

君のことが好きだった。

握ると柔らかい掌が好きだった。いつもいい匂いの髪が好きだった。ボリュームに欠ける胸だって好きだった。・・・君をお嫁さんにもお母さんにもしてあげられなかったけれど、それでも。それでも僕は。だから。

だからそっちで再会のキスが終わったら、いつか渡そうと仕舞いっぱなしだった指輪を差し出そう。そうしたら僕を「遅いよ」って叱ってくれるかい。どっちのことを怒られているのかわからないような顔をして、笑ってみせるから。

世界で一番の恋をしていた。
世界で一番の恋をしている。君に。君だけに。

ありがとう。

さよな

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Name

作詞 Kio

名前を付けるなら あの日々はなんとつけてみようかな
あの日々が今では 思いの欠片に
その時は全部が 当たり前にある
それでも
いつかはきっと 終わるんだろうな
なんて知らない 知らない
僕らの日々は終わらずに このまま続いていくんだ
でもそこにあるカレンダー もう昨日見たものじゃない
名前を付けるのなら 青春と名付けてみようかな
ありきたりすぎるな でもこれがいい

幾千の今日を乗り越えて 僕らは今日を消費してく
あと残ったのは 
明日への力と昨日という思い出
幾千の明日を僕らは 選ばないといけないけれど
一緒じゃなくっても
怖くはない だってほらここに

名前を付けたって あの日々は戻ってはこない
タイムマシンさん いったいどこにあるのかな?
僕らの日々は終わらずに このまま続いてゆくんだ
でも季節は巡って 巡るから明日がある

幾千の昨日の僕らに 励まされていることを今
僕らは追いつけないけれど 追い越されることはないから
だから

幾千の今日を乗り越えて 僕らは今日を消費してく
あと残ったのは 
明日への力と昨日という思い出
幾千の明日を僕らは 選ばないといけないけれど
一緒じゃなくっても
怖くはない だってほらここに

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Specialより

今日は今日しかないから 今日渡されたチケットの分
思いっきり楽しんでみよう
時には泣いてみよう
昨日は昨日しかないから いったんあの子とは
忘れて忘れて
とりあえず顔を洗いに行こうか

3

ただいまとよろしく。

だいぶ時間が空いちゃったんだけど、覚えてるひととか居るのかな?ここの掲示板はひとりでいいなとか思ってたけど、やっぱりひとりは寂しいな。友達じゃない知り合いが居ないとどことなく調子が狂うもの。

0

氷が溶ける

麦わら帽子の匂い
私じゃない、誰かの背中
きらめくさざ波
サンダルを脱ぎ捨て
泡となる
深い青達
瞳に映らない反射
誰だって涙は温かいものなの
閉じ込めた刹那を抜けて
相愛もない昼夜へと
繰り返して巡っても
泡となる

0

【風鈴】

ふわっと風が通り過ぎて
うたた寝中の猫を撫でていく
りんりーんと歌った歌に
んー…と軽く背伸びをした

西瓜でも食べようかな

0

.

この気持ちは

この、苦くて甘い気持ちは

まだポケットの中に

いれておこう

君がいつか気づくその時まで

ずっと大切に持っていよう

2

もし

世界中の人の考えていることがわかったら
世の中はきっと平和になるだろう
ただ恋愛も友情もなくなるな

2

ゆずへの愛を世界のまんなかで叫ぶ

大好き、じゃ言えないくらい大好き。
2人の声、ギターの音。
それだけの音に2人の気持ちが乗る。
途端に「ゆず」の曲になる。
誰の曲でもそれだけで「ゆず」の曲になっていく。
もしも私が20年前に生まれていたら、伊勢佐木町に路上ライブを見に行ってたよ。
路上最終日に集まった7500人に混じって、あのライブを見に行きたかったよ。
それぐらい、「ゆず」が大好き。
これからも、心のどこかでゆずの曲は流れている。
ゆずから離れたとしても、それは変わらないと思う。

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精神疾患

諦観と惰性だけで生きている
僕の濁ってしまった双眸は
一体何を眺めている?

心が死んでしまったかのように
何にも希望を見ないで
動けなくなった

君が“好きです”なんて言ってくれたら
何かが変わるのかななんて
呆れた幻想を抱いて

僕は現代に冒されたのだろうか
とうに自分も見失って
陽射しは等しく降り注ぐのに気付きもしなかった

2

ん。

体育祭で勝った時の喜びとか
新しい服を買ってもらった時のわくわくとか
今までになく失恋した時の脱力感とか
全部全部忘れずに
大人になりたい

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傍目八目

あなたの笑顔が
柔らかいとき

あなたの笑顔が
歪んでるとき

いつも分かってた
いつもなんでも
分かってた

ただ

あなたの瞳に
僕が映っていなかったから

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弥次郎兵衛

生まれなきゃ良かったなんて
思うけども

生まれて良かったとも
思うんだ