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星巡りの詩

あのひとの命に終わりがあるように
あのひとの言葉は永遠ではないのかもしれない
抜け殻みたいな落書きに神様は宿らない

動物が、呼吸をすることがそんなに
しあわせなことだと思えないんだ
目を伏せて懺悔したきみの横顔
ひとり分の酸素が飽和した星で
辿った足跡の途切れる場所を探している

報われないことばかりだなにもかも
隣にいても触れられない近さで
きみのこといちばんに知っていたかった

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