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美しい女の誕生日パーティー

最近壁にぶち当たる、いや突き当たるか、まあどちらでもいい……ことが多く、ひたすらくよくよしている。
最近などと書いてしまったが、よくよく考えたらもの心ついたころにはすでに壁を感じていた。いや壁を知ることがもの心つくということなのだ。人生というのは出口のない迷路のようなもの、壁しかないのだ。
人生というのは出口のない迷路のようなもの、壁しかないのだ。
人生というのは。
すみません、烏龍茶ひとつください。
俺は負けない。
壁に突き当たったら哲学書を読めと父は言っていた。
すみません嘘です。
嘘じゃない。
で、俺は図書館行って受験生の群れをかわしながら哲学書を手にとってみたんだ。腹減ったな。神奈川県来てからずっとろくなもの食ってねえな。なんて考えながら思いながら。

あなたが空腹だと思ったときはあなたは空腹なのです。

さすがだ。
これが哲学だ。
これがこたえだ。
って。
ふざけるな畜生。
ったりめーだっつーの。
汚い言葉をつかうなと祖母が言っていた。
すみません嘘です。
嘘じゃない。

俺はお前らなんかには絶対負けないぞ!

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