0

タイトル

私だけの“タイトル”。
それは“1人ぼっち”。
世の中の誰よりも
私は1人になってしまったかも知れない。

ドロドロする何かの液体に足をとられて
今にも沈んでしまいそう。
真っ黒で何も見えない。
この液体が何なのかも 色さえも
もうわからない。
そんな世界に落ちてしまった。
“助けて”と叫ぼうとしても もう遅かった。
上に浮かぶ光の向こうに
私の声は届かない。

そうだ。私はもうこの世界を歩んでいこう。
狼に喰われるまで。
たとえ 狼が私を襲って来たとしても
私は彼を抱きしめよう。
泣きながら ありがとう と言いながら
私は彼を抱きしめよう。
そして私は1人という世界から脱出しよう。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。