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とある小説について。 No.4

「え!ほんとに優⁈え、マジで?うわぁ、めちゃくちゃ嬉しいんだけど‼︎ほんとに嬉しい喜びここに極まれ...って、何その顔。」
「お前にだけは二度と会いたくなかった、って言う顔だが?」
そう。出来ることなら会いたくなかった。何なら、こいつに会いたくなくて東京へ出てきたまである。
「え、そんな酷いコトしたことないじゃん...」
「何だよ歩くトラウマ製造機。」
「え〜、誰それ?」
「お前だよ!お前以外居ねぇよ!」
と、未だに健在な罵詈雑言のオンパレードはさておき、「お前はここで何してんだよ」となった。
無論、電車の時刻はとっくに過ぎている。
今だから言おう、この時点でこいつにあったことを後悔し始めていた気がする。

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