通い慣れたいつもの道 ペダルを踏む足が覚えてる
新しい出会いがこの先あるから僕は泣かないよ みんなはどうなんだろうか
教室の中はいつもより騒がしい 悲しさを誤魔化すかのように
みんなありがとう
つまずいても 起き上がれるようになったよ
みんなありがとう
苦しいことがあったら みんなのこと思い出すよ
「じゃーな」
いつもの長い校長先生の話 最後まで噛まずにはなせるのかな？
すすり泣きながら僕たちの名前を呼ぶ先生 こんな姿初めて見た
みんなありがとう
たいせつなことが分かった気がする
みんなありがとう
これから迷わず歩いて行くよ
「じゃーな」
ふと君を見てみた 肩を揺らして目を擦っていた
何を考えているのだろうか こないだ振った僕のことなんか脳中にないだろうな
みんなありがとう
さようなら さようなら
みんなありがとう
さようなら さようなら
いつもの友との帰り道
今日で最後とは思えない内容のない会話
まだ時間あるし 寄り道できるけどまあいいや
「じゃーな」