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誰もが僕を

誰もが僕を笑う。笑われたくて笑われるっぽく、僕はまた一つ傷を隠す。
それが大人のような気もする。
誰もが平々凡々、愛すべき無個性の頂上。
同情の類すらも相当飽き飽きさ、同調も要らないや。それも嘘かも。
よく分からぬ、謎ばかり、目で追うのも大変な兎たち。兎にも角にも、浮かばない、寧ろそんな僕こそが逆らわない。
明日の僕よ答えて、明日の天気と明日の出来事。心の準備してから寝るから、然すればだいたい楽になるから。
わかるかどうかわからない。確かなのは目の前の窓ガラス。僕を写す暗闇と虚無そして空虚。色即是空まだ味わえない。
ねぇ死んだらどうなる?誰も答えず口を噤んでる。僕には内緒なのかその答えは、或いは誰も知らぬことなのか。
こんな言葉さえ僕を突き刺す。思い出してまた深くなってく。青はどんどん濃くなるいっそ黒と言っても差し違えないっしょ。

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