貴方の好きな人になりたい
というよりかは、儚く握ったこの手を
離したくない
そう想われるような存在になりたい
君を見る度に心が踊る
君を思うほどに胸が苦しくなる
君のことを考えるだけで時が過ぎる
毎日 毎日 君のことを思ってる。
私の心の大部分を占める君…
君のなかに私はどれくらいいるのだろう……
本当につらい時ってさ、
バラード的な曲より、明るいアップテンポな曲を聴く方が、
なんか逆に泣けてくるね。
あなたの前にある居場所はどんな形をしているのかな。
いろんな形がある人もいれば、一つも形がない人もいる。
でもその形があなた自身にぴったりか、それはわからない。
じゃぁどうする?
自分をその形にあわせるか、形を自分にあわせるか。
じぶんをその形にあわせると、なんだか窮屈だよね。
この世界の言葉は全て成功者によって作られた。
失敗した人の苦しみを、負けた人の絶望を誰か残してくれる人はいないのだろうか。
鞦韆と襯衣
この漢字読める?って
厚化粧の友達が言った
ミニスカートラインソックス
何か知ってるような
顔をしていたんだ
しゅうせんとしんい
ブランコとシャツ
書けもしない漢字を
見せびらかして笑った
これ読める?
えー無理だわ
つか書けんの
んな訳ないじゃん
あんたバカだもんね
はーそっちこそバカ
静かにしてくんない
うっせーな先公かよ
何その言い方
やだ怖ーい
ぶりっこすんな
「よく言うよね」
ああもうめんどくさい
鞦韆と襯衣
ブランコとシャツ
出来上がった日々は
私に触れぬまま
うっすら消えていく
この命がいつか消えてなくなるのなら
消える瞬間ぐらいは輝いていたい
あなたの命がいつか消えてなくなるのなら
私はあなたの輝きの一部となりたい
ふと、窓の外を見ると月が電線に乗っかって、綱渡りみたいだった。丸いからそのまま転がってしまいそうだ。想像の世界なら僕はなんだって出来る。現実では野球もサッカーも勉強もできない僕だけど、想像の世界なら月だって転がせる。考えてるうちに、月が電線を離れていってしまった。この瞬間、一気に現実に引っ張られる。時間は過ぎる。誰がどんなことをしてても。次はどんな瞬間が僕を想像の世界に連れってくれるのかな。