暫くの間 その衝動から離れていたから 仕舞い込んだ場所が分からなくって そのうちに波が去って冷えたベッドに潜り込む 最近はそんなことばかりが続いて 私の二の腕は すっかりと滑らかだけれど それが幸せなことなのか 私には分からない
中途半端に踏み外して 偽物扱いされるくらいなら 一層 忘我の波に呑まれた方が どんなにか幸福でしょう