ぼくは
おもっていたはずだろう?
ぼくは
あいってことばをわかってなかった
今の僕は
君を他人のレベルにまで落とそうとして
僕は
本当に僕の中で
掠れさせてしまっていて
ボクハ
ココロカラ想ッテイタハズダロウ?
ボクハ
キミヲ憎イトオモエナイ
ぼくは
あいをしめせたはずなのに
やっぱり僕は...
なんでって泣きわめくのも
信じてたのにって怒りをぶつけることも
ぜんぶ、疲れたんだ。
ただ、それだけ。
逃げて、諦めただけ。
なんの解決にもなってないけど
泣きわめいても怒っても
いつもどうにもならなかった。
だから、もういいや。
もう、いい。
朝起きて
空を見上げて
まだ空っぽの体いっぱいに
空気を吸う
今日はどんな日になるかな
どんな天気になるかな
蒼く澄んで
僕を見守ってくれている空は
きっともう
その答えを知っている
きぐるみのチャックをさげたから きっと
なかからいのちがあふれてきたんだね
大丈夫、きっとうまくとじられる
ぬげたらまた着ればいいよ
きみの肌を這うあかい糸で
あみだくじをしてわらってみせた
いいもわるいもなにもないせかいで
やさしい温度で息をしていこう
きみはなんにもわるくないよ
きっとはずれをひいちゃったんだ
からっぽになるまで流すなら
こぼれたすべてをうけとめるから
どうかいつまでもすこやかに生きて
しろいワンピースのにあうきみでいてね
その生々しくてうつくしい手首で
きみがえらんだものだけ抱いてゆけばいい
もし未来に行けたなら
未来を知って今を変えたい
もし過去に行けたなら
戻れたらあの日言えなかった言葉
「好き」の2文字を、
「行かないで」の5文字を
伝えられたら今が変わってたかもしれない
後悔を消したい
臆病な自分を、
あの日勇気をだせなかった自分
今の自分に残るのは「後悔」なのだ