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金木犀

どこか懐かしくて恋しい
ずっと求めていた気がする
あの甘すぎる匂い
下校時間
夕暮れの暖かく寂しげな空の中
秋の訪れを風にのせて
待ってたよ
お久しぶりです
きみとあいさつを交わした
いつの間にか匂いがしなくなって
勝手に別れを告げて
わたしを置いてった
新しい季節とあいさつを