時に温かく包まれ 時に黒々と蠢く
僕の視界からはもう消えることのない灰色が
今もこれからもきっと 蔓延る 蔓延る 蔓延る
甘さも苦さも抱き込んで どうしようもなく
消えそうで消えない 消したくて消したくない
蔓延る灰色 君に伝われ
今じゃなくて 数年後 大人になって逢いましょう
灰色がもう一度 色づくことを信じて
深夜のラジオは電気を消して
ストーブの前で体育座りで
今日も読まれないま
朝が来るとわかっているのに
明日は休みだからを言い訳にして
ねむれないもの
あなたを待つから
いつまでも待つから
ヤドリギの下で逢えるって分かってるから
クリスマスが過ぎたって
私はヤドリギの下でまち続けるから