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私と君と98人

例えばこの街に100人の人がいて

それぞれに生きていたとして

この街には100通りの物語があって

100通りの想いに浸れる歌があって

100通りの空の色の見方があって

その100の中に

私も君も含まれているんだよ

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はなむけ

まばたきの隙間にひそむ秘密
なにものでもなくなってしまう
その一瞬をいとしく思うよ

見失ったことばの奥に
ほんとうのわたしはいなかったかもしれない
眠れない夜に流さなくなった涙は
どこへ消えていったのだろう

わらってさよならを言いたいから
どうか振り返らないでね
きみの未来にあふれる光の
粒子のひとつにでもなれたらいいのに