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はじめましても
さようならも
誰かがいなきゃ伝わらない

1

詰まる

君に伝えたいこと

言葉にできなくて

手を伸ばそうとしても

君は遠ざかる

一人でどれだけ涙を流しても

君には気づいてもらえない

好きなのに大好きなのに

想いは届かないまま

隣に居るはずなのに

居ないような感覚

好きって一言だけでも

言えたらいいのに

0

東京

東京 憧れの街
私には広すぎる
自分がとても小さく感じてしまう

人ごみ 満員電車
潰されそうで
振り落とされてしまいそうで

何もかもが 大きくて
私にはまだ遠い街
でも 追いかけてみたい街

0

シーズンカラー

ハロー、春の訪れ。別れそして出会う季節です。
グッバイ、夏の雨の日。地面の世界地図
ハローアゲイン、光る枯葉。思い出も隠してしまった。
シーユーアゲイン、光る雪が、君の横顔を照らした。

嘘をつくつもりなど微塵もありませんが、
きっと、本当のことを言うのは、
それでも、それでも、怖いものです。

赤、青、黄、白、緑
季節はまわる、勝手に。
今日、明日、もっと先
君がいないよ、隣に。
なんてね。伝えられないなんてさ、まるで一種の、一種の言い訳みたいだよね。


ハロー、春を見送る。準備はまだ出来てないです。
グッバイ、夏に気付かず。気付いたら終わってる。
ハローアゲイン、枯葉踏み鳴らし、君を失うことを恐れ
シーユーアゲイン、雪の日だって、大事な時はいつも一人。

風吹く遊歩道、泣いたりはしませんが。
きっと本当のことを言えない僕は、
それでも、それでも、愚かなる僕なんです

赤、青、黄、白、緑
季節はまわる、勝手に。
今日、明日、もっと先
君がいないよ、隣に
なんてね。言えないだけなのにさ、まるでこれじゃ、ただの言い訳みたいだよね。


嘘をつくつもりなど微塵もありませんが、
きっと、本当のことを言うのは、
それでも、それでも、怖いものです。


赤、青、黄、白、緑
季節はまわる、勝手に。
今日、明日、もっと先
君がいないよ、隣に。
なんてね。伝えられないなんてさ、まるで一種の、一種の言い訳みたいだよね。
だから、だから今から伝えに行くからね。

2

無題

冬が来た
花に置いていかれた葉は
身を揺することさえできずにいる
綺麗な色だろって
棺を満たした紅に
あの人の魂を託した

嗚呼 冬が来た
眞白のあの人を見上げる
眞黒の僕にも
凍みつくような冬が来た

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さよなら三角また来て四角

三角にはさよならをして
四角にはまた来てと囁いて
五角には愛を嘯いて
六角に恋をした
愛していた なんてそんな相手を苦しめるだけのこと…なんて思っていたから
私は君を苦しめたくて 愛していた なんて言った

月曜日になって
火曜日も水曜日も過ぎて
飛ばして日曜日まで
好きだった なんてそんな負けを認めるようなこと…なんて思っていたから
私は君に伝えたくなくて よくわかんなかった なんて言った

さよならを言った私の勝ちだ
私は私の首輪も君の鎖も外して
ちゃんと2人になれるように離れて
ちゃんと1人と1人になれるように
好きになった私の負けだ
私は君にどうしようもなく恋をして
ちゃんと思い出にできるようにしたくて
ちゃんと忘れられるようにしたくて

さよならを言った、私の勝ちだ
さよならを言わせた、君の勝ちだ

ちゃんと2人になれるように

1

勇気

過去を振り返った時
後悔ばかりが僕を苦しめた

あの時こうしてれば現在は
少しでも変わっていたのかもしれない

そんなことをずっと考える日々
これから生きる道は

後悔で埋め尽くしたくない
もう後悔なんてしたくない

じゃあどうすればいい
自分で思ったことをちゃんと

言葉や態度に表さなければいけない
そんなことこの僕にできるのだろうか

きっとできていれば現在だって違っただろう
これから前を向いて歩んでいけるといいな

たとえできないとしても
希望だけは捨てちゃだめだ

1

冬の空気

18の冬 二人の足跡
のこる冷たい空気
それも含めて全部好きだったんだ
きっと君にはわからないと思うけど
君の仕草や匂いが全部全部





好きだったんだ

0

瞬き

私よりはるかに君は辛いのに
「大丈夫」
って なんとも言えない顔して
笑うんだ