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物語、バッドエンド。

また ひとりになって
言葉 吐き出すように
胸 締めつけられて
メロディ つぶやくように
うたう うたう うたう うたう

また 壁、組み立てて
まだ 正解わからず
ついに たもとをわかつ
メロディ 流れるように
うたう うたう うたう うたう


道端のサッドソング、不意に聴こえてきたの。
やわらかなギターサウンド、哀愁に満ちていたの。
命の尊さを忘れても、息をしているの。



ぼく Mr.フール・マン
ガラス 飛び散るように
心 割れて散らばる
メロディ かすれた声で
うたう うたう うたう うたう

ギター なんとなく手に取り
鼻歌 メロディに変える
紙 破って詞を書く
メロディ 小さく響く
うたう うたう うたう うたう


待ちわびたウィークエンド、明日の希望はどこ?
漠然としたハッピーエンド、腑に落ちないでいるの。
それならばバッドエンド、ぼくに似合ってるから。



うたう うたう うたう うたう



薄暗い部屋の中、夕日が照らしているの。
哀愁のハッピーエンド、無理矢理飲み込んだの。
物語、バッドエンド。ぼくに似合ってるから。

ぼくに似合ってるから。


…物語、バッドエンド。

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モノクロの世界とカラフルな世界

君といたこの世界はキレイだった
モノクロの世界が
色鮮やかに、
カラフルに色づいていった
モノクロの残酷な世界しか知らない僕は
何もかもが新鮮で、
初めて、この世界がキレイと思えた
そうして君は、僕の人生を
思いっきり、容赦なくねじ曲げた。
人の上に立ち指揮を執る立場
人に頼られ、背中を預けられる感覚
君がねじ曲げてくれた世界は多忙で目まぐるしい
けど、同時に思う
これが君が生きてきた世界で
これから僕が生きていく世界なのだろうと
僕は歩き出す
君が見せてくれたカラフルな、この世界で。