あのひとの命に終わりがあるように あのひとの言葉は永遠ではないのかもしれない 抜け殻みたいな落書きに神様は宿らない 動物が、呼吸をすることがそんなに しあわせなことだと思えないんだ 目を伏せて懺悔したきみの横顔 ひとり分の酸素が飽和した星で 辿った足跡の途切れる場所を探している 報われないことばかりだなにもかも 隣にいても触れられない近さで きみのこといちばんに知っていたかった