夜は僕を背負いきれなくて
お昼間の大量生産された"好き"が
軽々しく舞い上がって
僕の肩に重石をのせる
夜は僕を包み込めなくて
お昼間にされすぎた"ハグ"が
今でも嬉しく思えずに
僕の心にのしかかる
たった1gの愛の集合みたいで
「みんなの愛を集めて100gくらいにしてください」
っていわれてるみたいで
でも、こんなにいただいてるんだから
もっと心の広い人になれたら…
なんて、言わなくても
みんな僕を(なぜか)そう認識してる
人なんて所詮人で
信じるか信じないか
信じるか信じるか
信じないか信じないか
ぜんぶ貴方次第
ぜんぶ僕次第
雨が降るもヨシ
晴れるもヨシ
紅く染まるもヨシ
青白くなるもヨシ
明るくなるもヨシ
暗くなるもヨシ
山ができるもヨシ
谷ができるもヨシ
どんな色や形、明るさでもヨシ
それがボクたちだ
馬鹿だったから
振られたときに強がって「別れるときは私が振られると思ってた」なんて言ったのです
それが彼に対してどんなに失礼なことかも気付かずに
馬鹿だったから
彼が別れを切り出した理由を聞けないことだけに執着して自分を省みなかったのです
その間に自分を磨くことだってできたはずなのに
馬鹿だったから
自分がどれだけ大切にされていたのか今になってようやく気付くのです
彼の行動の中には私への思いやりが溢れていたのに
馬鹿だったから
彼が別れを切り出した理由を聞いて泣いてしまうのです
彼がどんなに優しいのかなんて分かりきったことだったのに
馬鹿だから
今でも期待してしまうのです
彼ももしかしたら好きでいてくれているのかもしれないなんて
馬鹿だから
今でも夢見てしまうのです
彼ともう一度付き合って幸せな自分の姿を
仕方がないのです
好きなんだもの