頑張れ自分
逃げるな自分
甘えるな自分
負けるな自分
ぶつかってみろ自分
乗り越えろ自分
苦しい?
苦しいよね。
でも今苦しんでるのは、過去の自分が愚かだったから
人間の未来に100%は無い
だから今楽しければそれでいい。
ずっとそう思ってた。
でも
明日に、未来に賭けて頑張って見るのも悪くない気がしてきた。
今変わらなくちゃ、気持ちがよそ見しないうちに。
進め自分
自治体からの発表で、その謎の空気の原因はすぐに知れた。
それは到底、誰もが受け入れられるものではなかったが。
航空の偵察隊からの情報である。超未来カグラの周りから、周辺都市、周辺国家が跡形もなく消え去っていた。かつて山があったところに巨大な森が出現したという情報から、地理情報がまるっきり変わっていることも見て取れた。
都市ひとつの、異世界転生。それが真相。
市民には混乱を避けるためにある程度情報が制限されて報道されたが、そんなことは無意味だった。当然の様にパニックになり、街中には困惑の色が色濃く残った。
市民を不安にさせたのはそれだけではない。
制限しきれなかった情報の中には、都市の外側、無法の荒野を映した映像が残っていたのだが、そこに見たことのない生物たちが映っていたのだ。銃刀の類が効かない硬い毛を逆立て、柔らかい人間の肉ならやすやす切り裂くであろう牙をむき、狂気に黄色く濁った目を怒らして常に得物を探し続ける、一目で凶暴だとわかるイノシシのような外見を持つ”モンスター”達。あまつさえ混乱の中にあった市民たちは、そいつらが人間ひいては街の一部を襲い、すでに多くの被害を出していることを見た瞬間、爆発的なパニック状態を引き起こした。恒久的に続くと思われていた平和な生活から、未知の連続でいつ来るともしれない恐怖に突き落とされた市民たちの心はすでに限界を迎えていた。
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すみません、世界観設定の説明がもう少し続きます。個人的にも早くストーリーに取り掛かりたい反面、しっかりと自分の中でも世界観を確立しておきたいです。つまらない文面にもうしばらくお付き合いを。
文字ばっかりで読みにくいことこの上ないですね。
自分が感じた気持ち
自分が大切にしたい考え
それだけを信じて生きていきたい。
誰かの経験、世の中の平均値
そんなものぐちゃぐちゃになって、消えろ。
(何となく思いついて誰かに見て欲しかったので見てください