柔らかい湯気のなか
肩までしっかりお湯に浸かって
長く細くためいきひとつ
花の香りのシャンプーと
もこもこもこ、石鹸の泡
ひんやりした涙ごと
湯槽にちょっと沈めたら
ぽかぽかのうちに
おやすみなさい
仲良く出来ているみんなが
うらやましかっただけなんだ
この口数がもっと増えれば
もっと笑顔が作れれば
悲しかったんだ
本当は
さよならって言ったら
嫌だって言ってくれるのわかってて
必要としてくれる
そんな人がいるの実感できて
ほんとごめんね
利用してた
けど
なんだか
涙が出てこようとしちゃうの
陽がのぼると、はるでした
ちょっとだけつめたい風も
ひなたぼっこには届かない
はるでした。きみの髪にも
このぬくもり届きましたか
君に大したことなんて言えなかった
それなのに
ありがとうなんて
こっちこそありがとうだよ
あと1年だね
あと1年だね
さよならにはちょっとだけ早すぎたよな
これからもよろしくな
あなたが初めて でした
目があったその瞬間 それが全ての始まり
何も無かった私の世界は一瞬で白く包まれた
優しく 暖かい 白に
叶わなくてもいい
だからお願い
せめてもう少し
PURE WHITE
この気持ちのままでいさせてください
よくもまあそんなことで
そんなにえらく騒げるもんだ
さあさ Dance in the hand of someone
灼熱の靴履いてタップダンス
一位は獅子座で十二位牡羊
明日は晴れるさじゃんけんぽん
何万年も昔の光が
今日の僕の運命さ
さっさとその靴脱いじまいなよ
明日天気になあれ
歩く道ぐらい手前で決めろ
天気予報は当たらない
嫌いな人とうまく付き合う能力なんて併せ持ってない
そんなに器用じゃない
はやく
早く
さよならしたい