あんたは誰よりも綺麗だぜ
ほら月の下でも負けないぜ
一緒に俺とダンスでもしないか
夜の花が咲く前に
俺とあんたのコンサートとでも
いこうじゃないか
じっとり濡れてて
ゆっくり壊れる
んでもって君は
素敵な色で
今が好きなのって言う。
つまんないから
手を握ったら
泣きだしちゃって
逃げらんなくて
ダサい話
零秒足らずで
硬く君を抱いた俺に
終わりに君は
レ・ミゼラブル!
似てるね、って笑う
俺はわかったんだ
シネマよりずっと
英雄になる方法が
天に誓って
夜を歩くよ
りっきょうのうえで
つきをみていた
ぷいってしたら可愛いのにな
さっきまで平熱だった顔が
あつくなって
びっくりした
すきだよ
「辛い」と弱音を吐くと
「他の人だって辛いんだ」と言われる世の中
自分の辛さを他人も味わっているのだとして、
それがどのくらいの慰めになるのだろう。