一番大好きな貴方に
「協調性あるよね」って
一番傷つくナイフで
「ほめているんだよ」って
一番痛い所刺された。
眠れない夜に
押し花のしおりを挟んだ
橙色の表紙の文庫本を
そっと開いて
作り物の「文学少女」になって
痛む頭を働かせて
そっとラジオのスイッチを入れる
そんな夢を見た夜。
心の隙間を埋めてくれる求めていた事。
それを私は知った。それだけ…。
人は言った。ダレカさんがやってくれると。
ダレカに任せておけばいいからと。
ダレカさん「俺ばっかりに押し付けてなんで
やろうとしないんだよ。」
人は言った…「ダレカにやらせといたらいいから」
と、ならばダレカさんが
消えてしまったならどうなるんだろうか…。
決めるのは自分。進めるのも自分。
他人にこうした方が良いと言われたとしても
それは言った人間が上手くハマったやり方。
そのやり方が本当に合っているのか分からない
その他人のやり方を真似た結果、自分を見失う。
そういう事もある。自分は。自分を失くさず
自分の感覚がフィットするやり方。
そういうのが良いと思う。
お元気ですか。
覚えてますか。
わたしはまだ
なんにも変わらずここにいます。
あなたも変わりありませんか。
ずっと考えています。
あのときあなたになにを言えばよかったかな。
あのときわたしになにができたかな。
どれだけぐるぐるめそめそしても
夜は過ぎていくだけです。
ただわたしはあなたに今
泣いて怒って抱きしめて欲しいのです。